「熟成したシャサーニュ・モンラッシェ」ワイン会

【2022年8月29日】
第1,053回の定例会を開催しました。
場所：目黒区下目黒のフレンチ
人数：11名
会費：20,900円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1990 Chassagne Montrachet, Reine Pedauque
2) 1990 Chassagne Montrachet Abbaye de Morgeot, Fleurot-Larose
3) 1989 Chassagne Montrachet La Romanee, Moillard
4) 1987 Chassagne Montrachet Morgeot, Jean Pillo
5) 人数が減ったため開けませんでした
6) 1985 Chassagne Montrachet Les Caillerets, Amiot-Bonfils
7) 1984 Chassagne Montrachet Morgeot Vignes Blanches, Chateau de la Maltroye
8) 1964 Chassagne Montrachet, Jacques Gericot-Gauthier
9) 1991 Criots Batard Montrachet, Louis Max
10) 1990 Criots Batard Montrachet, Fontaine-Gagnard
11) 1988 Criots Batard Montrachet, Geisweiler & Fils
12) 1978 Le Montrachet, Rene Fleurot

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　10
☆☆ 　　3,4,5,6,7,8,9,12
☆ 　 　 1,2,11
でした。

10)は、ローストしたナッツやバニラや燻製の香りと、キャラメルや木樽やナッツや熟したリンゴやパイナップルやナシの味わいでした。凝縮感のある粘度の高い果実味を持つ、骨格のしっかりとした熟成ワインでした。

全体的には、期待を下回るやや低調な会でした。
明確に劣化したワインはありませんでしたが、果実味が後退して木樽の風味が前面に出たワインが複数ありました。
どのワインも常識的な飲み頃を過ぎており、やはりシャルドネは長期熟成には向いていないようです。

尚、秘かに期待していた8)の1964は、色合いも風味も健全でした。コルクが折れずに抜けて、まだ弾力が残っていたので、リコルクされていたのだと思います。