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2022年08月27日22:09

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新鮮な気持ちの“夏休み” … 樫村小雪さん@新宿(8月20日「ナイゲン R04年新宿版」)

当日記筆者の勤め先は、いわゆるシフト制の部署がありますので、“オフィス全体で夏休み”というものはありません。いや、稼業が天気屋さん晴れであるならば、夏場は台風に大雨に猛暑に…と、逆に“繁忙期”でもあるわけでして台風雨あせあせ(飛び散る汗)

したがって、“夏休み”の雰囲気はこういう場所で間接的に感じ取ることになります。。。

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ということで、今回稿と次回稿は“えんげき日記”でございますカチンコ。月遅れ盆直後の8月20日は土曜日の“旅先”は新宿。“旅”というにはあまりにも近場ですが、タイムスリップと考えれば結構な“旅”かもしれませんカバン



あれっ、このお題「ナイゲン」だったら、当日記でも確か6月に…目


はい、その通りでして、“2022年版”のオリジナルは、このように6月に執り行われています。

(2022年6月25日@下北沢)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12751597488.html


“R04年新宿版”と銘打った今回の「ナイゲン」は、台本は“2022年版”と同じものですが、その演出にはあちこちに新たな味付けがなされています。
そして、総勢13人の“夏休みに文化祭の準備を進める高校生”も、新たにキャスティングされています。


13人の演者さんは、いずれも当日記では“お初NEW”となる方々ですが、、

厳密には、「おばか屋敷」役の池田智哉さんは、演出(というか、実際に観る際には当日のスタッフさん)としては何度かお姿を観たことがあり…

そして、もうひとかた。数えてみると当日記6人目となる“謎のフォロワーさんわーい(嬉しい顔)”(当日記筆者を先にフォローいただいた演者さんぴかぴか(新しい))として、「道祖神」役の樫村小雪さん。演者さん扱い、ライブハウスでいうところの“おめあて”は、この小雪さんとしております。

絵心がもうちょっとあればイラストアート描けるかなぁ〜と思うのですが、残念ながら、筆者はそういう方向はあんまり得意ではないので、今回もパワポで作成パソコンの配置図をば。。教室への入口が2年生側にあり、客席はL字の配置。そこで、小雪さんがちゃんと見える★印の場所に陣取り、1年生役の3人は背中側から観るという感じになりました。

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数えてみると、客席のキャパは約40人。これがほぼ埋まったところで場内が暗転して会議がスタートします。いや、シチュエーションとしては“会議そのものは終わりかけだったのに…”という場面からスタート。

ストーリーは(ざっくりとした書き方ですが)6月のときの稿にゆずりまして。。

あちこちで演じられているこのお題「ナイゲン」は、観る側もひとによってはすでに何十回も…というかたまでいらっしゃるような演目。ですので、○○さんが演じる××という役は、▽▽という印象…といった観察も、本当に多種多様。筆者の場合も、2回目だからなのか、この13人の演者さんだからなのか…という観かたが加わった感覚ですウインク

ありとあらゆるものがごっちゃに存在する新宿。かつ、この劇場(シアター・ミラクル)が所在するのは、歌舞伎町にほど近い場所。
そういった“新宿”を冠する「ナイゲン」は、“オリジナルの2022年版”と比べて、全体的に男子諸君は必死さあせあせ(飛び散る汗)が、女子のみなさまはそれぞれの役に対する振り切り度合い手(グー)が増しておりました。


さきに「1年生を背中から観る」と書きましたが、これは、逆に最も近い位置で見えるということでもあります。
同学年の「3148」(近藤くれはさん)に想いを寄せる「おばか屋敷」を演じる池田さんから、強烈な必死さがあふれ出てましたねぇ…。しかも、フラれるだけでなく、「3148」と恋人関係にあるのは、もうひとりの1年生男子である「Iは地球を救う」(森田亘さん)のほうですので、必死さが笑いに変わる場面がとっても多かったあっかんべー

そして、その「3148」は、最初の「アイスクリースマス」(守屋周徒さん)からの“文化祭での発表をやめさせる”攻撃をどうにか耐え忍んだあとには、それでも彼氏はあくまでも「Iは地球を救う」ということか、助け舟を出してもらったはずの「おばか屋敷」の机から、ご自分の机をちょこっと離すように動かしています手(パー)。こうした細かな動きにも、クスッとした笑いがありますので、場内は客席を含めて、全体的に賑やかです。


2年生はというと、これも動きは全体に大きく賑やかに。
最初に1年生をいじめていく「アイスクリースマス」の味付けは、ねっちりした部分が幾分薄らぎ、無言の圧力で圧倒していきます。1年生の後ろ側をジロジロ見ながら嫌味を言っていく場面は、これはこれで「やだなーふらふら」という印象がバッチリ。とはいえ、そこからドタバタに巻き込まれていくさまを楽しむのも、このお題ならではです。

「ハワイ庵」の環幸乃さんのとぼけ方は、賑やか方向に味付けされています。ふわふわ感はありつつも、全力でボケを放つ雰囲気がありありです手(グー)
「海のYeah!!」(渡邉晃さん)と文化副(委員長。兼行凛さん)、文化書記(橘律花さん)との“恋物語”も、「海の〜」の必死さと女子2人(「文化副」と「文化書記」)の男子の扱い方、女子同士の距離感がより際立つ演出。こういう場所で気まずくしてんだぞー、分かってるか??、「海の〜」よexclamation ×2というツッコミが、場内の笑い声という形で入っているみたい。いや、ほんと面白いんですよ。何股もかけていたり、トイレを我慢する大ピンチの時のありえないくらいの設定になっているのがウインク

そして、忘れちゃいけない「議長」(河西凛さん)と「監査」(大槻朋華さん)。調整能力には優れていると思うんだけれど、どこか頼りない…というか屁理屈に屈している感が特徴の「議長」に、だんだん吹っ切れて自らドタバタな構図に飛び込んでいく感がありありだった今回の「監査」。監査も教室内を大立ち回りするというのは、やはりお堅い役でも高校生なんだなと思うところ。そして、“頼りない”「議長」は、それでも最後にはちゃんと3年生を納得させて、文化祭に突如発生したピンチを切り抜ける、“頼り甲斐のあるひと”にシャキッと転換するのが、この演目では最もシリアスな場面。ドタバタ劇の部分の動きが大きかった分、このシリアスなところもよーく目立っておりましたぴかぴか(新しい)


貫禄exclamation & questionの3年生は、「花鳥風月」(杉浦淳さん)の達観した空気感に「どさまわり」(坂本七秋さん)のストイックなところが相対するのが最もコントラストがある部分。3クラスとも発表は演劇なので、大立ち回りではなく、存在感を示すのも言葉で…という流れが、これもまたよく目立ちます。ただし、ドタバタにはちゃんと付き合い?、ツッコミも入れていくところは、この教室が13人の仲間でできていることの証でしょうか。

当日記“おめあて”の樫村小雪さんは、最初に書いた通り「道祖神」役。女子のほかの方が制服姿でカワイイ系のお姿であるのに対して、体操着に若干派手めのお化粧…と、少しヤンキーのキャラクターが与えられていますむかっ(怒り)
ほかのひとへのツッコミはちょっと斜め方向から、ほぼ全員に対してスパイスのように浴びせかけむふっ。そして自分のクラスに何かが降りかかってくると、ちょっと軽めのノリで「やばっ…exclamation」といった感覚であるのがこの「道祖神」。13人の中では一番存在感そのもので勝負する役。そしてちょっぴりヤンキー系のそのお姿は、当然ながら幕が上がるまでのツイート等には出てきませんので、“はじめまして”の今回からいきなり“もうひとつのお姿”を観る感じでございましたるんるん。可愛いんだけど、「カワイイ」ではないお姿から拝見した小雪さん。次に観る時には当日記、どう書くかなウッシッシ



ストーリー自体のみならず、味付けの仕方とか、演者さん自身のキャラクター等々も楽しむ…というのが今回のステージ。あちこちで折に触れて執り行われるお題ですので、今後も観るたびにこのひと、この役すごい!ってなるんだと思います。間違いなく今回の“新宿版”もそういった要素がいっぱいありました。みなさまありがとうございましたぁわーい(嬉しい顔)
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