「熟成したピュリニー・モンラッシェ」ワイン会

【2022年8月17日】
第1,051回の定例会を開催しました。
場所：目黒区下目黒のフレンチ
人数：11名
会費：22,500円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1992 Puligny Montrachet Les Levrons, Chavy Chouet
2) 1986 Puligny Montrachet Les Meix, Charles Allexant
3) 1985 Puligny Montrachet Les Reuchaux, Chateau de Bligny
4) 1990 Puligny Montrachet Les Folatieres, La Tour Blondeau Forgeat
5) 1990 Puligny Montrachet Les Chalumeaux, Moillard
6) 1990 Puligny Montrachet Les Perrieres, Etienne Sauzet
7) 人数が減ったため開けませんでした
8) 1989 Puligny Montrachet Les Demoiselles, Amiot Bonfils
9) 1989 Puligny Montrachet Les Perrieres, Etienne Sauzet
10) 1990 Batard Montrachet, Prosper Mafoux
11) 1984 Batard Montrachet, Maison Henri Moroni
12) 1990 Chevalier Montrachet, Bouchard Pere & Fils

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　8,9
☆☆ 　　1,2,3,4,5,6,10,12
☆ 　 　
でした。

8)は、ローストしたナッツや燻製やミネラル分や白コショウやリンゴやオレンジの香りと、ミネラル分やハチミツや燻製やオレンジやグレープフルーツの味わいでした。溌溂とした凝縮感のある果実味が感じられる、2000年代のワインとしか思えない、若々しいワインでした。
このワインは、抜栓時にキャプシールを外した際に、液漏れの跡があったのですが（コルク上面にカビはありませんでした）、それにも拘わらずこの若々しさとは、恐るべきです。

9)は、ミネラル分やバニラやキャラメルや熟したリンゴや梨やオレンジの香りと、ミネラル分や鉄分やリンゴやパイナップルやレモンの味わいでした。ボリューム感と重厚感のある、骨格のしっかりとした熟成ワインでした。

全体的には、期待通りのレベルでした。
経年劣化したワインは1本しかなく、その他は熟成度合いは異なるものの、それぞれの良さが感じられました。
私は個人的には、熟成白ワインに対しては、若さの感じられるワインに高評価を付けがちですが、違った好みも当然あり得ると思います。