無理なものはムリ(笑)
“新型コロナウイルス感染拡大”の「第7波」だと言われています。万一重症化したり、後遺症が出た時の症状が深刻であるのは確かなようですが、重症者の人数は、そんなに劇的には増えていない印象があります。それに対して、感染拡大の波を繰り返すごとに“感染者数”という名の分母はどんどん大きくなっている…つまりは、「ひどくなる確率」は低くなってきているわけで。
いまだに、2年半前とまったく同じように「感染者数」で一喜一憂する状況が続いているのはいかがなものかというのが、筆者の個人的な感覚です
。
そうはいっても、引き続き「感染したら隔離措置
」になる以上、声出し禁止とかマスク着用といった“感染防止対策”のお願いは、なかなか振り払えません…。7月最終日に筆者が出動した、川口キャバリーノさんも例外ではなく、先ほどのような掲示が場内の何か所かに貼ってありました。
そのような場所と日取りで執り行われたのは、このような格好をしたひとが登場する
こんなお題のステージ。
2人の対バン+ピアノサポート…ではなく、もはや鉄壁のコントトリオと言えそうな(笑)、ひいらぎ繭さんに鈴音さん、そして幼稚園児ピアニスト(笑)の糸井光さんのお三方がご出演。いくら店内に「声出し禁止
」などと貼ってあっても、「笑い声を出すな
」というほうが無理に決まってるというステージ(笑)。場所も、ひいらぎ繭さんの“お庭”たるキャバリーノさんですので、店長さんもこのお三方の“取り扱い”は手慣れたものであります
。
“マスコット”というお題だけでも、もう3回目。
お三方の中で、はじめに軽くジャブを入れていくほうも、また手慣れたもの(笑)
恒例の「LINEのやりとり」の今回のネタは、“(糸井さんが)落書きみたいな顔
”という設定。不思議とネタ切れにならない仲の良さが、はじめから炸裂していきます。
その流れのまま、先攻は鈴音さん。全6曲のセットはこのような感じ。。
(物販として出されていたセットリスト色紙より)
1:泥中の花
2:Scent of "PALL MALL"
3:カモミールミルク(ハンドマイク)
4:夏のまぼろし(新曲、ハンドマイク)
5:明日、雨が上がるなら(ハンドマイク)
6:君の住む街
ご自身もギターを弾かれた曲は撮影可
になっていましたので、ささやかですが雰囲気をどうぞ。。
本編中では、糸井さんのお姿はまだまだ若いおじさまということで、甚平スタイルです。
快活なギターサウンドをお供にした曲を前後に、中ほどは糸井さんのピアノをも引き立たせる、ちょっとせつない曲で決めていきます。社会的には「3年ぶりの夏祭り」といった見出しがしばしば踊る中、「夏のまぼろし」〜「明日、雨が上がるなら」のあたりは、真剣な恋にも、またひと夏の想い出にも通じるせつなさが随所にあふれ出ます
。筆者自身がそういったことの渦中にある歳か?というツッコミは甘んじて受けますが(苦笑)、街中でのそういった光景に出くわすことさえもほとんどなくなっていたのが、コロナ禍の現実でもあるわけで。久しく見ないなーと思っていた感覚を、まずは唄の中から取り戻していく時間だったでしょうか
。
ただし、このステージのお題に忠実に従えば、あくまでも“マスコットを呼んだ”鈴音さんのステージですので、MCで真面目に解説していても、いつの間にか意味がねじ曲がり(笑)、お互いに茶化す方へと向かっていくのは、半ばお約束といったところ
。いやー、鈴音さんの糸井さんいじりも大胆になったなぁ
。
後攻はひいらぎ繭さん。こちらもセットは全6曲で、こんな感じでした。
(公式LINEチャンネルによる)
1:月
2:さよなら、今、逢いたい人
3:明日の夢
4:恋のルーレット(ハンドマイク)
5:時をこえて(ハンドマイク)
6:星になりたい(ハンドマイク)
前半3曲は、ダブルピアノでのパフォーマンス。正確には糸井さんの方はキーボードで、多彩な音色で雰囲気を盛り上げます
。
もっとも、このお題の首謀者である繭お姉さまのほうが、“笑い出す沸点”が低そうでして、最初のバラード「月」が終わった時点で、MCはすでに漫才になりかかっています
。まぁ、一緒にネタを仕込むという感じですので、よくよく考えればさもありなんではあるんですけれど(笑)。
後半のハンドマイクのパフォーマンスに入ると、その最初がアップチューンの「恋のルーレット
」ですので、一段とはじけ飛んでいきます。お約束の糸井さんのお声による「恋してる〜
」の掛け声に差し掛かると、実質的に“笑い”という名の声出し状態(マスクはしてます)にどうしてもなりますね^^。そのまま、最新アルバムの中から「時をこえて」〜「星になりたい」で“一応”締めていかれます。
一般には“アンコール”と言われる部分に、さらに仕掛けがしてあるのが、この“マスコットシリーズ”ならでは
。
繭お姉さまと鈴音さんの“浴衣ショー”で始まったおまけ部分は、なぜかBGMが「どんぐりころころ」…。
それを仕切っているはずの糸井さんは、“5歳の幼稚園児ピアニスト”に若返り、かつ、本気で園児を演じる状態に(笑)。
そして、ネタを知っているはずの繭お姉さまが、糸井さんのその姿を見て、やはりというか自ら爆笑(笑)
…
……
………
アンコールに選ばれた曲は「恋のバカンス」(ピーナッツカバー)。
ですが、順調に終わる…わけはなく
やっぱり、糸井さんが最後に唄うんですね。わざと音程外し気味に(笑)。ま、5歳という設定だから、いっか(笑)。
でも、こんなことしたらだめでちゅよ^^
全編終了後、ビール片手にくつろぐ5歳児…じゃなかった、お仕事上がりの糸井さん
。
その間、繭お姉さまと鈴音さんは“物販”という名のお仕事に勤しむのでありました。
(お写真はその物販時のもの)
鈴音さんに
繭お姉さま+“幼稚園児バージョン”糸井さん
コロナ禍の制約がなくなったら、さらにパワーアップするんだろうな。。
真面目な方も、お笑い?も。
更なる続編も予定されているそうなので、また期待しちゃいます
。
さあて、どうなりますことやら^^
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