「熟成したムルソー」ワイン会

【2022年8月1日】
第1,049回の定例会を開催しました。
場所：港区赤坂のイタリアン
人数：12名
会費：21,300円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1983 Meursault, B. Silvestre-Sarot
2) 1979 Meursault, Pierre Andre
3) 1970 Meursault, Bouchard Pere & Fils
4) 1991 Meursault Clos de la Barre, Comtes Lafon
5) 1990 Meursault Genevrieres, Alain et Christiane Patriarche
6) 1990 Meursault Charmes, Rene Lecuelle
7) 1990 Meursault Charmes Cuvee de Bahezre de Lanlay, Hospices de Beaune elv. Patriarche Pere & Fils
8) 1989 Meursault Genevrieres, Michelot-Buisson
9) 1989 Meursault Charmes, Comtes Lafon
10) 1988 Meursaut Charmes, Alain Coche-Bizouard
11) 1986 Meursault Les Genevrieres, Charles Jobard
12) 1983 Meursault Blagny, Chateau de Blagny, Louis Latour

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　9,12
☆☆ 　　1,3,4,5,6,7,8,10
☆ 　 　 2,11
でした。

9)は、熟したリンゴやバナナや燻製やバニラやナッツの香りと、熟したリンゴや白桃や旨味やマンゴーの味わいでした。凝縮感とボリューム感があり、果実味に厚みがある、素晴らしい熟成ワインでした。ただ、価格（75,800円）からくる期待値には達しませんでした。

12)は、燻製や木樽やナッツやチョコレートや梨の香りと、甘いバニラやハチミツやミネラル分やリンゴやパイナップルの味わいでした。表面的な果実味は後退していましたが、残りの要素がバランスよく融合していて、とてもこの年代とは思えない、優美な熟成ワインでした。価格（10,300円）からくる期待値を十分に上回りました。

全体的には、期待通りのレベルでした。
酸化の兆しがあるワインが２本ありましたが、その他は、たとえ色合いが濃いめであっても、状態は良好でした。