「熟成したコルトン・シャルルマーニュ」ワイン会

【2022年7月25日】
第1,048回の定例会を開催しました。
場所：港区赤坂のイタリアン
人数：11名
会費：19,700円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1991 Corton Charlemagne, Marius Delarche & Fils
2) 人数が減ったため開けませんでした
3) 1991 Corton Charlemagne, Poulet Pere & Fils
4) 1990 Corton Charlemagne, Michel Juillot
5) 1990 Corton Charlemagne, Robert et Raymond Jacob
6) 1989 Corton Charlemagne, P. Dubreuil-Fontaine Pere & Fils
7) 1988 Corton Charlemagne, Cauvart Pere & Fils
8) 1987 Corton Charlemagne, Rollin Pere & Fils
9) 1982 Corton Charlemagne, Maurice Maratray
10) 1982 Corton Charlemagne Cuvee Francois de Salins, Hospices de Beaune elv. Jean-Pierre Sesta
11) 1976 Corton Charlemagne, M. Doudet-Naudin
12) 1973 Corton Charlemagne, Berthe Morey

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　10,12
☆☆ 　　1,3,5,6,7,8,9
☆ 　 　 4
でした。

10)は、燻製や白桃やナッツやバニラやバタークッキーの香りと、白桃やビワやオレンジやローストしたナッツの味わいでした。凝縮感があり風味のバランスがとれた、優美な熟成ワインでした。

12)は、キャラメルやミネラル分やパイナップルやオレンジの香りと、ハチミツやキャラメルや白桃やパイナップルやリンゴの味わいでした。やや濃いめの色合いながら、溌溂とした果実味が残る、この年代とは思えない、素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、期待を上回るハイレベルな会でした。
前週（ボルドー白）と前々週（シャブリ）の会では、状態の悪いワインが複数出たので今日も不安でしたが、酸化したものが1本と、酸化の兆しがあるものが1本に止まりました。
状態の良いワインでも、さすがにこの年代のものは果実味が後退して、樽の風味が前面に出たものも多かったですが、その中で☆☆☆の2本は、果実味がしっかりと残っていて、風味のバランスが良かったです。