「熟成したヴーブレイ」ワイン会

【2022年7月4日】
第1,045回の定例会を開催しました。
場所：港区赤坂のイタリアン
人数：10名
会費：24,700円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1993 Vouvray Sec, Clos Naudin
2) 1990 Vouvray Moelleux Reserve, Clos Naudin
3) 人数が少ないため開けませんでした
4) 1989 Vouvray Moelleux Reserve, Clos Naudin
5) 1984 Vouvray Sec, Clos Naudin
6) 1978 Vouvray Sec, Clos Naudin
7) 1988 Vouvray Clos du Bourg Moelleux, Huet
8) 1985 Vouvray Clos du Bourg Moelleux Premiere Trie, Huet
9) 人数が少ないため開けませんでした
10) 1961 Vouvray Clos du Bourg Moelleux Premiere Trie, Huet
11) 1957 Vouvray Clos du Bourg Demi Sec, Huet
12) 1953 Vouvray Clos du Bourg Moelleux, Huet

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　2,8,12
☆☆ 　　1,6,7,10,11
☆ 　 　 4
でした。

2)は、白ワインとは思えない濃いマホガニー色で、メープルシロップやキャラメルやリンゴや貴腐の香りと、ハチミツや梨やオレンジやマーマレードの味わいでした。非常に甘みの強い、どっしりとしたボリューム感がある、素晴らしい熟成甘口ワインでした。

8)は、キャラメルやハチミツやコーヒーの香りと、黄桃や熟したリンゴやパイナップルやナッツの味わいでした。甘みと酸味のバランスが取れた、凝縮感があり余韻が長い、優美な熟成甘口ワインでした。

12)は、美しい黄金色で、バニラやミルクヨーグルトやハチミツやリンゴやオレンジの香りと、ローストしたナッツやキャラメルやハチミツや燻製やチョコレートの味わいでした。とてもこの年代のワインとは思えない、まだ若さも感じられる素晴らしいワインでした。

全体的には、期待通りの満足度の高い会でした。
甘口７本とドライ３本でしたが、甘口のものは年月の経過による衰えは、全く感じられませんでした。
尚、最後の３本はリコルクされており、ラベルも近年に貼られたようでした。