「熟成したリオハ」ワイン会

【2022年5月16日】
第1,038回の定例会を開催しました。
場所：港区麻布十番のビストロ
人数：12名
会費：19,500円（食事代5,500円を含む）
ワインリスト
1) 1989 Rioja Gran Reserva Vina Monty, Bodegas Montecillo
2) 1989 Rioja Gran Riserva 904, La Rioja Alta
3) 1986 Rioja Reserva, Marques de Riscal
4) 1985 Rioja Reserva Vina Arana, La Rioja Alta
5) 1982 Rioja Gran Reserva, Faustino I
6) 1970 Rioja, Marques de Riscal
7) 1970 Rioja Bordon, Bodegas Franco Espanolas
8) 1970 Rioja Gran Reserva Prado Enea, Muga
9) 1968 Rioja Reserva. Faustino V
10) 1964 Rioja Reserva, Campo Viejo
11) 1964 Rioja Reserva Vina Pomal, Bodegas Bilbainas
12) 1959 Rioja, Marques de Riscal

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　7,11,12
☆☆ 　　2,3,5,6,8,9,10
☆ 　 　 1,4
でした。

7)は、木樽や白コショウやチョコレートやキャラメルやブラックベリーやチェリーの香りと、甘いキャラメルやコーヒーやチョコレートの味わいでした。ボリューム感のある果実味を持つ、美味しい熟成ワインでした。

11)は、木樽やバニラやミルクチョコレートや燻製の香りと、紅茶やチョコレートや燻製や白コショウや腐葉土の味わいでした。舌触りが滑らかで余韻の長い、雑味のない優美な熟成ワインでした。

12)は、キャラメルやローストしたナッツや動物っぽい腐葉土やチョコレートの香りと、燻製やキャラメルやチョコレートやナッツの味わいでした。酸味と甘味のバランスが取れた、複雑な風味の素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、期待を上回るレベルでした。
50年以上経ったワインが7本あったのですが、状態が劣化したものは1本もありませんでした。
共通した特徴は樽香の強さですが、樽香が控えめのReservaやCrianzaの方が、風味のバランスがより良く感じられました。
リオハの会は5年に1回くらいしか開かないのですが、もう少し頻度を上げても面白そうです。