ジーコのトークショー（5/14鹿島遠征紀その1）

5/14土曜は、カシマスタジアムで、J1鹿島アントラーズ✕北海道コンサドーレ札幌の試合を観戦してきました。試合は4-1で圧勝。当初はDAZN観戦予定でした。しかし、鹿島のレジェンド、ジーコのトークショーが急遽、行われることになったので、行ってみようと思い立ちました。会場はスタジアムに隣接するスポーツ・アリーナでした。

奇しくも、昨日5/15は「Ｊリーグの日」で、30年前のこの日にJリーグがスタートしました。ジーコのトークショーは、まだ２部だった住友金属への入団から、92年のファーストステージの優勝、そして鹿島の勝利のための哲学に関するもので、長年、鹿島を応援してきたサポーターにとってはよく知っている話ばかりでしたが、本人からいろいろなエピソードが付加されることで、内容の重みを感じることができました。やはりJリーグ開幕前のイタリア遠征による強化合宿の効果が大きかったようです。クロアチア代表との練習試合は、ジーコの人脈なくして、できなかったことですからね。この試合で大敗したことをきっかけに、選手たちのプロ意識がかなり高まったそうです。
ジーコは、人工関節の手術をブラジルで行い、リハビリをある程度しての再来日だったそうです。ボールを蹴れるまでには、もうしばらく時間を要するそうです。

大都市のクラブに比べて、鹿島という地理的なハンディの中、この30年、鹿島アントラーズの戦績は、他の追随を許さないものになっていますが、それに甘んじず、より世界で戦えるクラブへ成長できるような戦略を持っているようです。2018年のACL優勝以来、タイトルから遠ざかっている鹿島ですが、今年はかなり危機感を持って臨んでいるようです。

この画像は、当夜のBS「Jリーグタイム」のもの。トークショーは撮影禁止だったので、テレビ映像を撮りました。