「1978ブルゴーニュ」ワイン会

【2022年5月6日】
第1,036回の定例会を開催しました。
場所：台東区浅草橋のフレンチ
人数：12名
会費：22,200円（食事代5,500円を含む）
ワインリスト
1) 1978 Santenay, Jaboulet-Verchere
2) 1978 Ladoix, Prince de Merode
3) 1978 Beaune Cent Vignes, Besancenot-Mathouillet
4) 1978 Beaune Greves, Besancenot-Mathouillet
5) 1978 Gevrey Chambertin Clos Prieur, Geoffrey Pere et Fils
6) 1978 Gevrey Chambertin 1er Cru, Drouhin-Laroze
7) 1978 Gevrey Chambertin Les Combottes, Pierre Amiot
8) 1978 Corton Clos du Roi, Georges Pollet
9) 1978 Corton Clos du Roy, Antonin Guyon
10) 1978 Mazis Chambertin, Geoffroy Pere et Fils
11) 1978 Chambertin, Adrien Belland
12) 1978 Echezeaux, J. Confuron-Cotetidot

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　6,9,11
☆☆ 　　1,2,3,7,8
☆ 　 　 4,5,10
でした。

6)は、紅茶や動物っぽい腐葉土やチェリーの香りと、甘いキャラメルや紅茶やチェリーやプラムの味わいでした。妖艶な風味の、舌触りが滑らかで余韻の長い、優美な熟成ワインでした。

9)は、木樽やミネラル分や紅茶やチェリーの香りと、甘い紅茶や白コショウやチョコレートやチェリーやプラムの味わいでいた。溌溂とした果実味が残る、まだ若さの感じられる美しいワインでした。

11)は、マッシュルームや漢方薬は紅茶や動物っぽい腐葉土の香りと、甘いキャラメルやマッシュルームやチェリーの味わいでした。粘度の高いふくよかな果実味がある、骨格の太い美味しいワインでした。

全体的には、期待をやや上回るレベルでした。
44年も経ったワインですので、劣化の感じられるものも複数ありましたが、その一方で傑出したワインも複数ありました。
共通の特徴は、甘みが前面に出た妖艶な風味でした。