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2022年04月15日10:34

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救急車のサイレン音

朝日新聞の報道によると、救急車のサイレンに対する苦情が全国の消防本部に寄せられている。その内容は「深夜の住宅街でサイレン音を消してほしい」「眠った子どもが起きてしまう」など。音量は前方20mの位置において90デシベル以上120以下と定められており、歩行者や自転車の事故防止のためという。

高齢化が進んでいるせいもあるが、田舎の人はピーポーピーポーというサイレン音には敏感だ。それを耳にした音がだんだん近づいてくると、どこだどこだと騒がしくなる。まして同じ集落だと野次馬の集まりができるほど。そして誰が倒れたんだ、何か事故でも起きたのかとひそひそ話が始まる。わざわざ救命士に聴きに行く人もいるくらいだ。

実は、私も都路に通っていた30年ほど前、一度だけ救急車を呼んでしまったことがある。しばらく飲んでいなかった薬を飲酒後に口にして、けいれんを起こしてしまったのだ。家主に助けを求めて救急車を呼んでもらったのだが、そのとき「サイレンを鳴らさないで来てくれ」という電話の声をはっきりと聞いた。その音が大事になりかねないと、田舎の人は知っているのだ。メーカーも工夫はしているそうで、サイレン音はいずれ変わる可能性もある。

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