「1999ブルゴーニュ」ワイン会

【2022年3月30日】
第146回の月例ワイン会を開催しました。
場所：中央区銀座のフレンチ
人数：10名
会費：22,800円（食事7,700円を含む）
ワイン：
1) 1999 Beaune Clos des Ursules, Louis Jadot
2) 1999 Chambolle Musigny 1er Cru, Geantet-Pansiot
3) 1999 Corton Languettes, Chapuis
4) 1999 Clos de Vougeot, Domaine de Charmy
5) 1999 Clos Vougeot, Chantal Lescure
6) 1999 Clos de Vougeot, Michel Noellat
7) 1999 Mazis Chambertin, Pierre Bouree Fils
8) 1999 Echezeaux, J. Coudray-Bizot
9) 1999 Bonnes Mares, Saint Martin
10) 1999 Bonnes Mares, Guy Castagnier

個人的な好みでは、
☆☆☆　 7,9
☆☆ 　　 2,3,4,5,6,8,10
☆ 　　　1
でした。

7)は、紅茶や動物っぽい腐葉土やチョコレートやレッドチェリーの香りと、白コショウや紅茶やイチゴの味わいでした。舌触りが滑らかで余韻の長い、優美なワインでした。
このワインは液面が低かったのですが、液漏れの形跡は全くなかった（キャプシールが回り、コルク上面は乾燥）ので、瓶詰め当初からこの液面だったようです。

9)は、紅茶やローストしたナッツや燻製の香りと、チョコレートや旨味や動物っぽい腐葉土やレッドチェリーの味わいでした。酸味と甘みのバランスが取れた、きめ細かなタンニン分がある、骨格のしっかりとしたワインでした。まだ飲み頃には達していない印象でした。

全体的には、期待をやや下回りました。
各々のワインは、味わいの構成要素はしっかりと備えているのですが、閉じた感じのものが多く、華やかさに欠けました。この特徴は、今回のワインが比較的マイナーな生産者のものが多かったためか、それともこのヴィンテージに共通するものかは、不明です。
尚、この年代にしては、抜栓に苦戦するものが多かったです。