「1966ボルドー」ワイン会

【2022年3月28日】
第1,031回の定例会を開催しました。
場所：目黒区下目黒のフレンチ
人数：12名
会費：22,100円（食事代5,500円を含む）
ワインリスト:
1) 1966 Ch. Montbrun, Margaux
2) 1966 Ch. de Villegeorge, Haut Medoc
3) 1966 Ch. La Tour de Mons
4) 1966 Ch. Lanessan
5) 1966 Ch. Greysac
6) 1966 Ch. Corbin
7) 1966 Ch. Fonplegade
8) 1966 Couvent des Jacobins
9) 1966 Ch. Gruaud Larose
10) 1966 Ch. Pichon Lalande
11) 1966 Carruades de Ch. Lafite Rothschild
12) 1966 Ch. Lafite Rothschild

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　10,12
☆☆ 　　1,2,4,5,6,7,8,11
☆ 　 　
でした。

10)は、甘い紅茶や森の下草やチョコレートや西洋杉の香りと、紅茶やレッドベリーやチョコレートや鉛筆の芯の味わいでした。妖艶で複雑な風味の、舌触りが滑らかで余韻の長い、優美な熟成ワインでした。

12)は、紅茶や動物っぽい腐葉土や森の下草やローストしたナッツの香りと、燻製肉や白コショウやミントやブラックカラントの味わいでした。甘みと酸味のバランスが取れた複雑な風味の、繊細で優美な熟成ワインでした。

全体的には、期待を上回る満足度の高い会でした。
56年の歳月を経たワインにも拘らず、品質が劣化したものは2本しかありませんでした。
また、このくらいの年代のワインにありがちな、劣化はせずとも味わいがぼやけたものもありませんでした。
共通の特徴は、妖艶な香りと滑らかな舌触りでした。
1966ボルドーは、タンニン分の多い長熟なヴィンテージと言われていますが、状態の良いものを厳選すれば、まだまだ楽しめるようです。