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2022年03月21日10:03

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争いの世界

もう春分の日になりました。皆様お元気でしょうか?
今年は冬季オリンピック、パラリンピックも開かれましたが、
個人や組織や地域、国家間の争いや暗い報道が日々溢れていますね。

私は最近TVも見ませんし、幸い他人と争う必要がありませんので、
こうしてPCの窓から少し世間を覗いたり時々発信するだけですけれど、
この現世は実に、そして最近は特に、争いの世界であると痛感いたします。

今この時間にも、隣り近所との争い、仕事や学業のライバルとの競争、あるいは
自身や家族の問題や病気との戦いなどが脳裏から離れない方もおられるでしょう。
私も亦、古い住居の汚れや機器の故障等々と長年戦ってきた気がしております。

争いと戦いの違いは様々言えるでしょうが、ここでは争いは主に争念的な競争、
戦いは具体的な攻撃と防御による勝敗競争と単純に捉えておくことに致します。
そして、全ての戦争=悪である、と断定する事は現実的でないと思います。

我々の身体の免疫機能の事を考えますと、夫々の生存のための戦いですね。
人類の生存はウィルスや細菌との戦いであるとも謂われます。勝った負けたの
厳しい戦いが日夜繰り返されて、結局は人の寿命がそれにピリオドを打ちます。

深刻さが表面化しているコロナ問題では、病原体と免疫細胞の戦いとは別に、
国や組織の思想と都合、企業や個人の損得勘定などが複雑怪奇に入り乱れて
混戦状態であるという情報が、私のような隠遁者にも伝わってまいります。

人道に法って国際的な軍事裁判の手続きを進めている専門家集団もあるとか、
あちこちの国でデモなどの積極的な反対活動も起こっているらしいですけれど、
特定の犯罪者や共犯者を摘発できたとしても、問題解決に至るのでしょうか?

善悪を論ずるつもりはありません。それぞれに理由や主張があるのでしょう。
けれど、この人体実験を推進している人も反対の人も、従順に参加している
多くの人々とその家族も、全ての地球人が戦いに係わっている現実でしょう。

そして更に、現実の軍事行動に由り多くの民衆、特に子供までが被害を受け、
直接生命を絶たれる以外でも、致命的な重荷を背負わされて苦しんでいます。
本当にこの世界は争い戦いの世界です。暗い気持ちになってしまいますね。

けれども、はっきり決まっている事実があります。それは、全ての争い、
戦いに関与すると自己自身のエネルギーを過度に消耗するという事です。
実際に武器を使って行動する時は勿論で、見聞きする時も要注意です。

それは、我々が不正な事や不運な人の情報を見たり聞いたりした場合に
感情的、情動的になり易く、空想を膨らませ易い、という現象の故です。
それ故に、実戦に参加しなくても、自身の精気神がすり減らされます。

不正な事や不運な人々に対して何も感じないのは異常でしょう。やはり、
不正を否定するのが正義です。不幸な人々に同情するのは正常な人情です。
概して、真面目な人や善良な人ほど、物事に気遣いし心を痛め易いものです。

それに由り惜しい勿体ない結果になった人達を私は大勢見てまいりました。
その事は本にも記し時折お伝えしますが、実感していない方も多いようです。
ですので、くれぐれもご用心頂きたいと願って今一度強調したいと思います。

人として正常な反応である感情であっても、怒りや憤り、悲哀や落胆などを
できるだけ恬淡に感じる程度に止め、その物事と自己の感情に巻き込まれない、
振り回されない、囚われないように、更にその対応を習慣化する事が賢明です。

その練習は非常に有益な修養の基本となります。それに由り自己の心身を守り、
大切な人や環境を守り易くなります。無駄な想念を止めれば免疫力も上がります。
心身が安定すれば善いアイディアも得られ、有益な行動も可能になるでしょう。

その意味では、現在のこの争いの世界は当に良い訓練の場であると言えます。
外出される時も在宅の時も、直接またはバーチャルな不正不適不運に対して、
できるだけ平静に恬淡に対処し、ご自身の真霊の損傷消耗を避けてください。

そして、損傷消耗したと気付いた時は、できるだけ早目に回復するように、
心身を整えて真坐の時間を多目に頻繁に持ちましょう。そのようにしますと、
禍が転じて福となり、却って修養力が身に付き、善い結果になるはずです。

次回から、争いの無い世界、戦争の発生、終息などについて、思いついた事や
お伝えしておきたいと感じる事をお話しする予定です。話が飛んだり重複したり、
同じ事を別の角度から別の表現で繰り返すような場合もあると思います。けれど、

道院の経典は、一つの物事を様々な方向から浅く深く、マクロ的にミクロ的に、
時間的に遠くも近くも、自然に自由自在に、しかも完璧にご説明されています。
私も亦、それに少しでも近づくように道慈を実行したいと願っております。

その方針をご理解頂き、例えば重複するような箇所は復習や確認の意識で
お読み頂ければと思います。そして又、できるだけご自身で静かに真剣に
お考えになってみられれば、きっと得られるところが大きいでしょう。
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