近所のお宅を訪ねたとき、玄関から超絶可愛い子猫が二匹、転がり出てきた。
あまりの可愛さに、こんなオッサンが「可愛いー
」などと黄色い声を上げてしまった。
聞けば散歩中に、突然この二匹が纏わり付いてきたのだという。
おそらく捨てられたのだろう。
実に久しぶりに、自分が猫が大好きだったということを思い出した。
昔、私のmixi日記に頻繁に登場していた二匹の猫たちは、もうこの世にいない。
あの頃、一緒に猫を囲んでいた家族も、今は私と妻だけになってしまった。
常に一定の間隔で刻まれ続ける時間の流れを、改めて感じさせられた。
先へ進むのは楽しみな反面、寂しくもある。
その波を正面に受けつつ、これからも進み続けねばならない。
誰もがそんな孤独な一面を有するのが、人間という、考える葦の宿命なのであろう。
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