『島田屋』 埼玉県新座市今年の土用の丑に紹介するのは、埼玉県は新座市で愛される鰻屋さんである。新座という街は、特段鰻が名物というわけではない。外食文化的にも、それほど埼玉県内で重きを置いているわけでもない。こちらのお店は、そんな新座で確か
元来、私はあまり演劇に興味が無い。映画を見ることも稀なのだが、観劇に行くということになると、ほとんど人生における総回数を数えられるくらいだ。先日、数年ぶりに大衆演劇へと足を運んだ。出し物は「堀部安兵衛・高田馬場の仇討」。ご存じ赤穂浪士随一の
ほんの僅かではあるが、春以降の出版業界に元気が見え始めている。出版不況という言葉が一時的な現象を表したものではなく、慢性的な業界のベクトルと認識され始めて久しい。特に出版の花と言われた文芸書の苦戦が強く、一昨年の『永遠のゼロ』、昨年の『村上
『郷土料理くらわんか』 新宿区新宿日本各地の郷土料理が楽しめる居酒屋・料理屋・和食レストラン的なお店である。新宿駅脇の入口から階段を下りると、広い店内が満席になっている光景が出迎える。造りはかなり広く、カウンター、テーブル席(床と小上がり
梅雨の合間を縫って、琵琶湖水郷めぐりと洒落込んでみた。水郷めぐりなるものは全国津々浦々にあるもので、事前の想像ではそれほど大袈裟なものとは感じない。だが実際に漕ぎ出してみると、存外気分が良く、頭の中の疲れがスーッと霧散してゆくような感慨を抱
以前日記に書いた、派手な脱走劇を繰り広げたもふもふたち(5月24日の日記参照)その後踏まれたり抜かれたりと試練を経て、梅雨の間にすっかり成長していた。この週末に改めて庭を眺めると、おおう!もうプチトトロの行列である。子供がいたら
『武尊 純米大吟醸 生貯蔵原酒』 「土田酒造」まあ正確には「今週の」ではなく、「先月の」一杯なのだが…。選んだのは『武尊』。初めて呑んだ銘柄だったのだが、結構有名な蔵元さんのようだ。久々の日本酒は、拘りの純米大吟醸。さすがにちと値が張ったわ