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2022年01月06日00:11

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冬休み6日目

 冬休み6日目、今日は、久々に箱根駅伝コースを走ってみよう、と思う――クルマでね。以前はバイクで走ったけど、更に軟弱になってしまった……

 朝食後に出発、首都高で銀座まで行き、霞ヶ関を経て日比谷通りの駅伝コースに乗る……時間は概ね一昨日の往路の時間帯くらい。冷えた都内の空気の中、風を受けて走る……なるほど、これが選手たちの見ているコースか……多摩川橋など、仕掛け所となるアップダウンも走ってみるとなるほど、と思う。
 その後、鶴見中継所を通過し、第一京浜で横浜へ……権太坂、そして、“戸塚の壁”……今日は結局、4区中継所直前、相模大橋手前まで走って、そこで折り返し、新湘南バイパスで藤沢まで戻って、帰りは復路のコースで横浜に戻った。

 帰路途中で、昼食を食べ、帰宅後に洗車。
フォト
 ……寒いので、シャンプー洗車のみ。ワックスとかはかけない。

 その後、ドラレコの動画から駅伝コースの映像を切り出そうとしたが……おかしいな、記録されてない?
 調べた所、ドラレコがリセットされていて、日付が出荷時の2018年になっていた……容量が一杯なので、古い日付から上書きされてしまい、最新のひとつしか映像が残っていない状況だった。
 とりあえず、気づいてよかった。設定をやり直して問題は解決したが、本日の映像はなし、だ。

 夕方、映画を観に行く。
 今日は、Kinoシネマみなとみらいで、
 「スティール・レイン」。

 これは、韓国・北朝鮮・アメリカの首脳たちが北朝鮮軍高官のクーデターによって原子力潜水艦に閉じ込められ、核戦争にも発展しうる危機に直面するサスペンス・アクション。
 ヤン・ウソク監督が自ら原作を担ったウェブコミックの映画化「鋼鉄の雨」シリーズの第2弾。

 朝鮮戦争終結の「平和協定締結」に向け、韓国のハン大統領の仲介により、北朝鮮のチョ委員長とアメリカのスムート大統領による首脳会談が北朝鮮で開催された。
 核兵器の放棄とアメリカへの引き渡しを求めるスムート大統領と、チョ委員長の意見が対立する中、核兵器放棄を懸念する北朝鮮軍司令部パク総局長によるクーデターが突如勃発し、三首脳は拉致され、弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦「白頭号」へ連行され、一室に監禁されてしまう。
 今にも核戦争に発展しうる緊迫状態の中、潜水艦は出港、台風で荒れる日本海へ姿を消した――

 これは、2018年に韓国が仲介して行われたアメリカと北朝鮮による米朝会談を元に話を膨らませた、ポリティカル・サスペンス。そうすると、映画に登場する三首脳とは、ムン・ジェイン大統領、キム・ジョンナム委員長、トランプ大統領……と言う事になる。
 アンガス・マクファーデン演じるスムート大統領がトランプと言うのはなかなかハマっているが、南北朝鮮首脳は何れも美化し過ぎ……別人設定だから仕方ないにせよ、キム・ジョンウンをあんなスマートな薄味二枚目が演じてはいけないだろう。
 しかし、その描写の方はなかなか……「アメリカン・ファースト」を主張し、「オレに核兵器を持ち帰らせてくれよ、最高のショーになる」と言うスムート大統領に、チョ委員長が「我が国の命運がかかっているのに」と激高、なだめるハン大統領も「お前だって支持率目当てだろう」と言われてたじたじとなるシーンなど、正に米朝会談の舞台裏を本音で描けばこうなるのではないか、と言う奇妙なリアリティがある。
 映画は、そこに「戦後レジームからの脱却」を目指して、アメリカの支配力を弱めて、アジアの主権を取ろうとする日本と、アジアの覇者たらんとする中国が黒幕となる――アメリカが中国に武力行使させて国際的非難を集中させる秘密作戦を、中国にリークし、アメリカの裏をかいて同じシナリオを竹島でやって、逆にアメリカと韓国を離反させよう、と言う裏取引を日本が持ちかける……そのバックにあるのが日本の保守派団体・「大和財団」(日本会議」がモデルなのは明白)……と言うのは日本人目線からしても面白い――まぁ、現実には、ここまでの構想も度胸もありゃあしないのだが。
 
 映画は、韓・朝・米三首脳が原潜の一室に閉じ込められてから、更にエスカレート。三首脳に加え、大統領不在のホワイトハウスでの駆け引きや葛藤、中国や日本の動向も合わせ、東アジア有事を描くドラマとして、面白すぎる出来……ほんと、韓国映画は凄い……アメリカ、中国、日本、それにロシアと大国を実名で出してコレをやるのだから――「空母いぶき」で、中国と戦うと言うストーリーを改変せざるを得なかった日本映画とは最早比較さえ出来ないだろう。
 ただし、内容はともかく、映画はこれはシリアスなポリティカル・サスペンスと言うよりも、ポリティカル・コメディの類い。だが、そう言う視点で観ても、先日観た「ドント・ルック・アップ」に比肩すべき内容ではないか、と思う。

 勿論、政治的なバイアスはかなりかかっており、竹島に対する見解などは日本人としては到底受入れられないものだし、その竹島を舞台にする事に拘っているのは客観的には滑稽に思える。
 また、クライマックスになる海上自衛隊のおやしお型潜水艦との水中戦は、さすがに荒唐無稽だし、サスペンスの盛り上がりも今ひとつ……これ見せるくらいなら、首脳会談の場を占拠された後、そこでドラマを繰り広げた方が、ポリティカル・サスペンスとしては完成度が上がったように思うが……やはり、最後に竹島を出したかったのだろうなぁ……
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