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2021年12月31日20:36

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冬休み2日目

 冬休み2日目。
 朝6時に目覚める……部屋の灯りは点きっぱなし。やれやれ、そう言えば夕べは、このまま眠ってしまったんだっけか……で、メガネは何処?
 探せど見つからないので、一旦諦め、運転用のメガネをかけて、朝食の支度をし、朝食後に再度、メガネの捜索――結果として、ベットと窓の間に落ちていたのを発見。やれやれ。

 今日は、午前中に水槽の水替え。その後、風呂掃除。

 昼食後、チネチッタに映画を観に行く。映画は、
 「明け方の若者たち」。
 これは、若者に人気のWEBライター、カツセマサヒコの同題青春恋愛小説を映画化したもの。
 監督は「キスカム!」の新鋭、松本花奈。出演は、北村匠海、黒島結菜。

 「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?笑」。その16文字から始まった、5年間。
 大学4年の<僕>が参加した退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に<僕>は一目惚れ。そんな彼女からの16文字のメールに<僕>は店を飛び出した――世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は「こんなハズじゃなかった人生」に打ちのめされていく。
 夢見た未来とは異なる現在。親友と夜明けまで飲み明かした時間と<彼女>だけが、救いだった……でも、僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを――

 この映画、Z世代の若者に支持された物語を、23歳の監督が映画にした、“現代の若者”による物語……でも、何時かはなくすと判っていたものをなくした後に懐かしむ物語は何処か古臭い――映画の中の若者よりも30も余計に歳を食った自分にも、これが響くと言う事に、この想いが普遍的である事にほっとする一方で、そうした“かつての若者”らに迎合しているのだとしたら悲しい事だとも思う。これが現在の若者にどう受け止められるのだろうか?

 この映画のヒロインである<彼女>を演じた黒島結菜は実にいい。少女から女性へ、正に一皮むけた輝きを見せている――<僕>が一目惚れするのにも納得だし、映画前半、「いつか終わっちゃう青春」の輝きを体現する存在になっている。

 だが、映画の作りはかなりあざとい。<彼女>が人妻、と言う事を<僕>も最初から判っているのに、観客に伝えず、2人の破局の後でそれをバラすのは、そりゃないだろう、と思う――確かに、小説ならば「有り」の手法だろうが、映画では見直す所ではないか、と思う。
 また、黒島結菜が「脱げない」と言う問題があるとしても、2人の最後のセックスシーンがバスローブを着たまま、と言うのも不自然極まる。「セックスを描く」のは、バスローブを着たままの黒島結菜にがに股で男を挟み込ませる、と言う描写ではないだろう……脱げないなら脱げないで、描写のやり方はいくらでもある筈で、若い監督をちゃんと指導して欲しいと思うのだけど。

 それにしても、先日の「シノノメ色の週末」もそうだったけど、まだ20代の若者が、青春時代を振り返る、と言う話は如何なものか、と思う……20代、30代など今や「まだまだこれから」だろうに、過去を懐かしむなど老成してどうするよ、と思う。
 昔話など、50年後でも出来るのだ。現代の若者が、こんな年寄りの昔話みたいな物語を支持するのか?と疑問に思ってしまった。

 
 帰宅後、今日の夕食は毎年恒例の年越し蕎麦。
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