2021年の10大ニュース

1.パンデミック続く
昨年の状況から、長期戦になることは予想できた。北海道に於ける第５波は
まあまあ酷い有様であったが、死者は思ったより少なかった。今現在は第６波までの
緩衝期間とされていて、収束しているかのような静かさ。オミクロン株の感染力は
強いが、死亡率は下がっている可能性がある。

2.藤井４冠誕生
最年少記録を更新中の藤井竜王はまだ10代。このままの勢いだと羽生を超えて
史上最強になる。１年半後は最年少名人誕生なるかで騒がれている筈だ。今年は
竜王を獲得して名実ともに棋界の第一人者に。

3.羽生の凋落
羽生の生涯勝率がデヴュー36年目で初めて７割を割った。殆どニュースに
ならなかったが、大事件である。年度成績も大きく負け越しそうで、一時的な
不調でない可能性もある。今後もタイトル挑戦権は遠いと予想。ただ同世代の
佐藤康光九段や森内俊之九段、郷田真隆九段、丸山忠久九段は６割前後の
年度成績をキープしているので、一気に一流ラインから落ちるとは考え難いが。

4.エヴァ完結
初放映から25年。３度目にして最終的な完結を迎えた。レジェンド級の作品は
リアルタイムで２世代のファンにアピールしたのだった。若い世代も巻き込んだ
ムーヴメントになったのは、多分にアクシデントの気配があるが、間違いなく
金字塔。

5.ノートPC購入
前回のノート購入は20年近く前のこと。使用頻度は極めて少ないが、メイン機に
万一のことがあれば活躍するだろう。WEBカメラ搭載なので、其の気になれば
ネットで生放送もできる。現在は主に就寝前の音楽鑑賞に使っている。

6.東京オリンピック、パラリンピック
開催した為に死者が増したとの批判もあるが、比較できない種類の抗議なので
賛同は控える。パンデミック下で史上最強に開催国有利になったと思われ、
成績は其の推測を後押ししている。今回、パラリンピック競技を今までで一番観戦して
気付いたのは、障害者がハンデを克服して臨んでいるという認識が誤りだったこと。
身体の条件は様々ながら、競技者として高みを目指す態度が全員にあった。
健常者と一緒に競わないのは、格闘技に於ける体重別のような理由でしかない。

7.グレタ大活躍
昨年、トランプ大統領を睨みつけてスターになった際はイロモノに見えたが、
一応真面目に活動していると分かった。年齢的にもう修正は難しいだろう。
今後は単なる広告塔として機能するだけなのか、本格的に（科学的な意味で）
活動家として開花してゆくかが焦点になりそう。マララ・ユスフザイとの差は
開くばかりだろうが。