「熟成したコート・ロティ」ワイン会

【2021年12月6日】
第1,024回の定例会を開催しました。
場所：港区北青山のイタリアン
人数：12名
会費：20,400円（食事代5,000円を含む）
ワインリスト:
1) 1990 Cote Rotie, Bonserine
2) 1990 Cote Rotie, L. de Vallouit
3) 1990 Cote Rotie Cotes Brune et Blonde, E. Guigal
4) 1989 Cote Rotie Les Ravines, Delas Freres
5) 1988 Cote Rotie, Bonserine
6) 1986 Cote Rotie, Georges Vernay
7) 1986 Cote Rotie Cotes Brune et Blonde, Vidal Fleurie
8) 1986 Cote Rotie Cotes Brune et Blonde, E. Guigal
9) 1984 Cote Rotie Cotes Brune et Blonde, E. Guigal
10) 1982 Cote Rotie, M. Chapoutier
11) 1981 Cote Rotie La Landonne, E. Guigal
12) 1961 Cote Rotie Brune et Blonde, M. Chapoutier

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　　3,8
☆☆　 　　1,2,5,6,9,10,11,12
☆ 　 4,7
でした。

3)は、動物っぽい腐葉土やなめし革や黒コショウの香りと、甘い紅茶やなめし革や黒コショウやオレンジの味わいでした。凝縮感がありふくよかな舌触りの、力強い熟成ワインでした。

8)は、ローストしたナッツや動物っぽい腐葉土やなめし革や黒コショウの香りと、なめし革やナッツやマッシュルームの味わいでした。酸味と甘みのバランスが取れた、滑らかな舌触りで余韻が長い、優美な熟成ワインでした。

最も高価な11）は、樽の風味が強く出ていて、完璧なバランスとは言えぬ印象でした。
私と同い年の還暦の12)は、しっかりと生きていて、勇気づけられました。

全体的には、状態の悪いワインはなく、ほぼ期待通りの満足できるレベルでした。