原則として土日祝日は出かけない（混雑するから）のですが、こうも天気がいいとね
というわけで富士山を路上で見るのはどうだろう、と思って箱根駅伝でコース上に
大きく富士山が見える場所があるのは、あれはいったいどこだったっけとネットで
調べたら大磯の旧吉田茂邸あたりだという回答がでてきました
ならば大磯町を今回のお散歩コースにしようと、久しぶりに山と渓谷社のガイドブッ
クを引っ張り出しました（富士山だけじゃもったいないもんね）
結果として明治のお歴々に所縁の場所を巡るぶらり旅となりました
まずは山側に出て高田保氏の墓碑がある高田公園、途中で御嶽神社に寄り尾身苦労
株がこれ以上広がらないことを祈願、かなり急な坂を登って訪問した高田公園は
確かに真鶴半島や相模湾を一望できる場所ではありますが、撮影するとなると家々
に邪魔され、必ずしもベストフォトスポットではありませんでした（仕方ないかな）
坂を下って東海道線の下をくぐり島崎藤村翁の旧宅訪問、残念ながら家の中には入れ
ず、庭から室内を覗くだけ、藤村翁と後妻さんの写った写真が飾られています
ここでワタシも入り込んでコラボショットを撮りましたが、アングルの関係で後妻さ
んは衝立の陰になりました（ワタシは先妻と関係のある者なので、これでいいのだ）
続いて旧東海道へ出て、歩道橋の上から富士山を望むも電柱や電線に邪魔される
こういうものは早く地下に埋設するべきですね
ガイドブックでは端折っていましたが、明治記念大磯邸園というのがありましたので
はばかりを拝借がてら中を参観しました（入園料無料なので）
伊藤博文公・西園寺公望公の邸宅の方は整備中ということで入れません
大隈重信公と陸奥宗光公のお宅にお邪魔しました（ここも外から見るだけ）
大隈公の愛した五右衛門風呂と薔薇園を拝見した後、所用を済ませました（すっきり）
予定外の滞在をしたので、小動の浜の方は省略して（何度か来ているから）、藤村翁
の墓所を訪ねて地福寺を目指します
承和4年（837年）草創の古刹ですから、その墓地の中から藤村翁の墓所をどうやって
探し当てるのか、目の前が暗くなりかけたところでガイドブックを読み直したら、ちゃ
んと「正門から入ってすぐの石垣の前」と書いてありました
無事に墓前に額づき（嘘だね）、跪き、口の中でもごもごと意味不明のことをつぶやく
お隣は後妻さんの静子さんの墓ですが、関係ないのでお詣り省略（ごめんね）
1時間半のコースと紹介されているところ、ガイドブックの想定外の滞在時間なども
ありますので約2時間強、駅に着くとちょうど上りの電車が来るところでした
松並木のところにあった松涛庵さんで昼食をとも思ったのですが高そうだったので、
大船で横須賀線乗換の時に駅ナカのいろり庵きらくさんで鴨南蛮をいただきました
往復の電車は空いてはいませんでしたが、途中で座れるくらいの混雑度、各訪問先は
殆ど人出がなく、土曜日ではあっても密は避けられました
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