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2021年11月26日22:18
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11月23日今月2度目の青梅市と奥多摩町観光 鳩ノ巣渓谷、御岳渓谷、夜景みずほビューパーク その他11月26日（金）付けニュース
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11/26（金）本日東京多摩地域は、雲が少なく、澄んだ青空が広がっている。最高気温は午後3時に記録した16度、湿度は30％台となった。
乾燥が進んでも、コロナウィルスの方は抑え込みに成功している。本日日本全国で確認された新規陽性者数は121人、感染による死亡者は2人となった。厚生労働省によると、人工呼吸器ＥＣＭＯの装着を必要とする重症患者数は前日比7人減となる51人と明らかにされた。
NHK NEWS WEB https:/
重症患者数が低く抑えられていることにより、医療提供体制は大きく改善している。今感染症対策の専門家と政府が警戒するのは、南アフリカで発見された新たな変異株である。ワクチンの効果を弱めるうえに、デルタ株よりも感染力が高い可能性があるという。日本政府は、本日26日（金）から、日本への入国者数を1日当たり3000人から5000人に緩和した。南アフリカからの入国者を制限すると共に、自宅待機令を要請する方向で調整に入っている。ワクチンを逃れるべく変異を繰り返すウィルスとの攻防は続いていく。
■政府、新変異株で水際対策強化＝アフリカ６カ国、第６波警戒
(時事通信社 - 11月26日 19:01)
https:/
今回の舞台は、私個人的に今月2度目の観光となる奥多摩町と青梅市である。11月23日時点で、標高230ｍから300ｍ台で紅葉の見頃を迎えていた。多摩川によって作られた渓谷美と共に、トワイライト夜景写真をご覧になっていただきたい。
見本写真（本文非掲載）
左側 みずほビューパーク 16時57分
真ん中 奥多摩町数馬峡橋 8時31分
右側 青梅市御岳渓谷 12時13分
11月23日の訪問地
�“轡料齋銘� RECOTRIP https:/
��氷川渓谷 奥多摩町観光ページより https:/
奥多摩ビジターセンター https:/
�８羈抃銘� 青梅市観光協会 御岳遊歩道より https:/
�の彑酊躅燹＼椎濟坿儻�協会より https:/
�ダ椎澑愽婉甦儻�
旧稲葉住宅 青梅市郷土博物館より https:/
釜の淵公園 https:/
��瑞穂ビューパーク展望広場で夜景撮影 外部リンク 夜景INFO https:/
直近の2021年11月14日（日）の青梅・奥多摩旅行に関する日記
・11月14日奥多摩天空の集落を行く 紅葉情報！青梅丘陵からの夜景 その他小学生が絶滅危惧種を30年ぶりに発見！https:/
上記の日記より1枚 青梅の森展望台からトワイライト夜景
�“轡料齋銘�
11月23日（火・勤労感謝の日）に、9日ぶりに東京都の青梅市と奥多摩町を旅した。前日に一日中降り続いた雨の影響が、朝方まで長引いていた。水蒸気量の増加により、夜が明けても、日差が届かないのである。ＪＲ青梅線沿線内で、青梅駅を過ぎると、景色が一変する。既に一つ手前の東青梅駅から複線から単線へと変わる。青梅駅以降は、列車の本数が、半分以上減り、1時間当たり1本、または2本にとどまっていた。急にローカル列車さながら、多摩川によって削られた渓谷の中に入っていく。多摩川と民家、鉄道が平行に連なることにより、人々の生活観と共に、山肌が間近に迫ってくるように感じる。朝6時は、川霧の影響により、視界は極端に悪化していた。最初の目的地の鳩ノ巣駅に到着した時刻は午前7時10分、ようやく霧が晴れて、日差が届くようになった。周囲一帯切り立った山に囲まれながら青空がのぞいた。
写真＝鳩ノ巣渓谷の地図 掲載元 imatama.jp 奥多摩の渓谷散歩「鳩ノ巣渓谷〜白丸湖」巨岩奇岩が連なる渓谷美を満喫 https:/
鳩ノ巣渓谷は標高250ｍ、中国の桂林を彷彿とさせる奇岩が立ち並ぶ。正体は花崗岩、水による侵食に強く、数億年の間原型を保ったまま今に残っている。断崖の上には、旅館「はとのす荘」が立つ。近年増加傾向にある大雨洪水被害が危惧されるものの、眺めの良さは随一だ。各宿泊室から、川の流れに耳を澄ませながら、奇岩を一望できる。
岩肌にしがみつく草も黄色や茶色に紅葉している。朝方太陽の日差により、川から立ち上る水蒸気が、幅50メートル程の渓谷内から抜けきらずに、残っていた。
足元は滑りやすいとはいえ、遊歩道は舗装されている。南側の崖地には、落石防止用のネットが張られていた。安心してハイキングできるように、町をあげて整備していた。
白丸ダム下流側の魚道である。
白丸ダムの観賞用広場から上流側の山並みを一望する。微妙に右側が欠けている月が顔を出してくれた。
硬い花崗岩からなる鳩ノ巣は、川幅は狭い。数百万年、数千億年かけて、花崗岩の表面を削り取ることにより、川幅が広がる。ところが、急流によって花崗岩が砕かれ、渓谷の幅が広がるにつれ、流れは緩やかになっていく。侵食作用も抑えられ、安定するようになる。
眺めのよい橋の上から一望すると、Ｖ字型渓谷の底まで木々が密生している景観に、圧倒される。下界の歩道を散策する人々が小さく写った。大自然に身を置くと、日常の感覚を忘れてしまう。
白丸ダムの堤防を境に、カワガラスが飛行していた。鳴き声から2羽が追いかけあいをしている姿を想像できる。秋にオス達は縄張り争いをし、2月には巣作りを初め、3月には子育てを終える。
渓流を代表するカワガラスは、奥多摩のシンボルとなる鳥だった。
白丸ダムから、ＪＲ白丸駅付近の数馬峡橋までの間、水の流れが一段と緩やかになる。不純物のない石灰岩から染み出した水の影響により、透明度が高い。太陽光に照らされると、エメラルドグリーンに輝く。
青梅線沿線沿いに位置する渓谷とはいえ、人家から離れ、物音も立たず、静寂に包まれていた。まさに深山幽谷の言葉にふさわしいスポットだった。
白丸駅から終点奥多摩駅までの間に位置する数馬峡橋入り口付近から1枚 白い鳥はコサギ
��氷川渓谷を散策
午前9時には、奥多摩駅から徒歩5分足らずの氷川渓谷に到着した。紅葉の方は見頃を過ぎ、散り始めだった。
木によっては、書く色づいたモミジが残っている。
渓谷の階段から上った先にある奥多摩ビジターセンターに立ち寄った。朝早い時間帯の来場者は、私を含めわずか3人から4人にとどまった。自動ドアが開くと、積極的に職員から声をかけられた。窓口から見える広めの部屋に、アンケート用紙を書く机が設置されていた。職員の対応から、展示コーナーの良し悪しまで評価欄の丸付けを行う。要望欄にもしっかり記入して、提出することにより、ポストカードをもらえる。4種類の中から、紅葉するコナラを選んだ。引き続き登山道の情報を入手すると、しっかりと挨拶をして、ドアの外に出た。隣の白丸駅に向ってランニングしている途中、トンネルの手前から撮った1枚
奇岩と紅葉がコラボした異色の1枚
�８羈抃銘�を散策
白丸駅から川井駅まで乗り、毎年恒例の御岳渓谷を散策した。例年渓谷を散策するコースは、下流側の入り口軍畑駅から沢井駅を過ぎ、御岳駅付近にとどまっていた。今回は、反対側の川井駅からスタートする。やや蛇行気味の国道沿いをジョギングで下り、御岳美術館付近から階段で散策路に降り立った。
写真＝御岳渓谷の地図 掲載元 自然教育センターより https:/
今回中心に公開するのは、御岳美術館付近の入り口から御岳駅までの間である。御岳駅のほぼ真下にある玉堂美術館のイチョウの木は、既にほぼ葉を落としていた。
昨年同時期の御岳渓谷に関する日記 11/27(金）コロナ最新情報！11月15日（日）100kmライド 青梅市 飯能市、入間市 所沢市多摩湖 東大和市 夜景廻田（めぐりだ）の丘 https:/
御岳美術館と紅葉
御岳園地
御岳園地は、オレンジに染まるウワミズザクラの木に程よく赤色に紅葉するモミジの木が混ざっていた。枝から離れた葉っぱが、絨毯のように敷き詰められていた。季節の移り変わりを示した1枚となった。
御岳大橋を狙った2枚
御岳駅から渓谷へ降りる道の脇で撮った1枚。写真の祠は木々の間に隠されていた。
この写真は、御岳渓谷から離れ、北側の崖地に聳え立つ住宅地の中にある青渭(あおい）神社の境内
JR沢井駅に程近い澤乃井付近で撮影した1枚
歩道と住宅の間の小さな竹林に水が溜まっていた。
楓橋から寒山寺を狙った1枚
沢井から軍畑駅にかけて撮影したモミジ
御岳渓谷の色づき具合は、11月23日時点で見頃を過ぎていた。渓谷内では高低差はないとはいえ、上流側の木の方がしっかりと葉を残していた。御岳駅から沢井駅付近は、一段と開けて、日差が届く影響からか、概ね紅葉の方は終っている。また沢井駅から軍畑駅方面は日陰になる分、モミジは赤く色づいていた。
急流が流れる鳩ノ巣渓谷と対照的に、御岳渓谷は川幅が広い。散策路には、しっかりと岩が取り除かれ、ほぼ平坦に均されている。道脇には、青梅市の名産品ゆずが生えていた。この1年で、土手沿いには、ケーキやコーヒーなど軽食を提供するカフェと共に、地元で採れた作物を売りだす販売所が充実していた。渓谷美を求めて散歩客が多くなるにつれ、新たに産業が発達する。都会の喧騒とはかけ離れた幽玄な世界は、癒しのスポットとして注目されている。
�の彑酊躅爐旅藩奸´ダ椎澑愽婉甞�ノ淵公園の紅葉
軍畑駅から4駅先の宮ノ平駅で下車し、多摩川沿いの真下の住宅街を下り、無料で公開された臨川（りんせん）庭園に向った。松の木が中心に植えられた日本庭園の紅葉写真をご覧になっていただきたい。
続いて下り方面に一駅先の青梅駅が最寄の釜ノ淵公園の紅葉写真
時刻は午後3時30分、青梅駅から電車に乗り、上り方面で4駅先の羽村で降りて、およそ4,5ｋｍ北北東に位置する瑞穂ビューパークに向った。瑞穂ビューパークの最寄は、ＪＲ八高線の箱根ヶ崎駅である。羽村駅から箱根ヶ崎の間は、概ね一戸建ての住宅街に工場が林立していた。道はほぼまっすぐで、迷いはなかった。
��瑞穂ビューパークで夜景撮影
瑞穂ビューパークには、午後5時まで展望テラスが一般向けに無料で公開されている。11月の終わりから冬至にかけての1ヶ月にわたり、トワイライトタイムと重なるのである。前回この場所で夜景撮影をしたのは2020年12月1日（火）、午後4時過ぎに西側から灰色の雲が発達したことにより、思い描いたとおりの写真を撮る事ができなかった。今回は、雲の量が少なく、真正面から富士の頂が顔を出してくれた。
昨年 瑞穂ビューパークを取り上げた日記 2021年12月12日付け 12/11(金）付けコロナ最新情報 12月1日（火）平日90km強ライド 埼玉県川越市、入間市、東京都瑞穂町周遊 関東第2位の自然沼である伊佐沼、みずほビューパークからの夜景 NHK小さな旅の動画アリ https:/
撮影時刻16時47分、西南側 羽村市小作方面
撮影時刻16時48分 同じく西南側
撮影時刻16時52分 尾根の奥に聳える建物は、東京都多摩市多摩センター駅付近に位置する22階建てのベネッセ・コーポレーションの本社
撮影時刻16時54分 西側の青梅市付近の山並み
撮影時刻16時55分 東南側の西多摩郡瑞穂町から武蔵村山市の住宅街を望む
撮影時刻16時57分 南南西側 羽村駅にかけての住宅街
撮影時刻16時58分 南南東側 左手に若干米軍横田基地の滑走路が入る
撮影時刻17時00分 ビューパークの広場に設置されたオブジェ
前回訪れた2020年12月1日（火）は、平日で室内に事務員の姿はあったものの、外に出ると、ひと気が一切なかった。グラウンドに設置されたライトも消され、辺り一帯静寂な雰囲気が漂った。休日だったこの日、サッカーをする中学生の掛け声が響くと共に、照明もしっかりと付けられていた。
小高い丘にお城のように聳え立つビューパークからの展望台は、西側の青梅市、東南側の立川市とさらに南の日野市、府中市、多摩市、八王子市まで、開発された地区を眺められる。山がちな青梅市は、多摩川に沿う形で住宅地が建てられていた。青梅線沿いにその南の羽村市辺りから徐々に開け、さらに南下して福生市、昭島市、その先の多摩地区最大の商業地である立川市までくると、広大な関東平野に含まれる。実のところ200万年から50万年前まで、青梅駅付近まで海岸線が広がっていた。羽村市の境界に位置するあきる野市草花、青梅市の東隣に位置する埼玉県飯能市と入間市に跨る加地丘陵は、扇状地だった。時間をかけて海が後退していき、関東平野となる広大な陸地が表れたのである。海の跡を示す平野部に、多摩川が注ぎ込んだ。
写真 掲載元 関東地方 整備局 国土交通省 https:/
上流部から運ばれてきた砂礫が堆積し、沖積地と化した。鳩ノ巣渓谷に見つかる花崗岩よりも、砂礫は柔らかく、川による侵食が進む。上流から中流域には、川の堆積物が積み重なり、段丘を形成する。今の起伏に富んだ多摩丘陵地の元となった。下流域は大きく開け、開発が容易になり、日本の中心都市として発展した。
夜景撮影を通して、いかに多摩川が、人々の生活に結びついているのか、考えることができる。西多摩郡奥多摩町、青梅市、西多摩郡瑞穂町の3つの自治体を巡り、地形の変化をより感じることができるようになった。
■政府、新変異株で水際対策強化＝アフリカ６カ国、第６波警戒
(時事通信社 - 11月26日 19:01)
https:/
乾燥が進んでも、コロナウィルスの方は抑え込みに成功している。本日日本全国で確認された新規陽性者数は121人、感染による死亡者は2人となった。厚生労働省によると、人工呼吸器ＥＣＭＯの装着を必要とする重症患者数は前日比7人減となる51人と明らかにされた。
NHK NEWS WEB https:/
重症患者数が低く抑えられていることにより、医療提供体制は大きく改善している。今感染症対策の専門家と政府が警戒するのは、南アフリカで発見された新たな変異株である。ワクチンの効果を弱めるうえに、デルタ株よりも感染力が高い可能性があるという。日本政府は、本日26日（金）から、日本への入国者数を1日当たり3000人から5000人に緩和した。南アフリカからの入国者を制限すると共に、自宅待機令を要請する方向で調整に入っている。ワクチンを逃れるべく変異を繰り返すウィルスとの攻防は続いていく。
■政府、新変異株で水際対策強化＝アフリカ６カ国、第６波警戒
(時事通信社 - 11月26日 19:01)
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今回の舞台は、私個人的に今月2度目の観光となる奥多摩町と青梅市である。11月23日時点で、標高230ｍから300ｍ台で紅葉の見頃を迎えていた。多摩川によって作られた渓谷美と共に、トワイライト夜景写真をご覧になっていただきたい。
見本写真（本文非掲載）
左側 みずほビューパーク 16時57分
真ん中 奥多摩町数馬峡橋 8時31分
右側 青梅市御岳渓谷 12時13分
11月23日の訪問地
�“轡料齋銘� RECOTRIP https:/
��氷川渓谷 奥多摩町観光ページより https:/
奥多摩ビジターセンター https:/
�８羈抃銘� 青梅市観光協会 御岳遊歩道より https:/
�の彑酊躅燹＼椎濟坿儻�協会より https:/
�ダ椎澑愽婉甦儻�
旧稲葉住宅 青梅市郷土博物館より https:/
釜の淵公園 https:/
��瑞穂ビューパーク展望広場で夜景撮影 外部リンク 夜景INFO https:/
直近の2021年11月14日（日）の青梅・奥多摩旅行に関する日記
・11月14日奥多摩天空の集落を行く 紅葉情報！青梅丘陵からの夜景 その他小学生が絶滅危惧種を30年ぶりに発見！https:/
上記の日記より1枚 青梅の森展望台からトワイライト夜景
�“轡料齋銘�
11月23日（火・勤労感謝の日）に、9日ぶりに東京都の青梅市と奥多摩町を旅した。前日に一日中降り続いた雨の影響が、朝方まで長引いていた。水蒸気量の増加により、夜が明けても、日差が届かないのである。ＪＲ青梅線沿線内で、青梅駅を過ぎると、景色が一変する。既に一つ手前の東青梅駅から複線から単線へと変わる。青梅駅以降は、列車の本数が、半分以上減り、1時間当たり1本、または2本にとどまっていた。急にローカル列車さながら、多摩川によって削られた渓谷の中に入っていく。多摩川と民家、鉄道が平行に連なることにより、人々の生活観と共に、山肌が間近に迫ってくるように感じる。朝6時は、川霧の影響により、視界は極端に悪化していた。最初の目的地の鳩ノ巣駅に到着した時刻は午前7時10分、ようやく霧が晴れて、日差が届くようになった。周囲一帯切り立った山に囲まれながら青空がのぞいた。
写真＝鳩ノ巣渓谷の地図 掲載元 imatama.jp 奥多摩の渓谷散歩「鳩ノ巣渓谷〜白丸湖」巨岩奇岩が連なる渓谷美を満喫 https:/
鳩ノ巣渓谷は標高250ｍ、中国の桂林を彷彿とさせる奇岩が立ち並ぶ。正体は花崗岩、水による侵食に強く、数億年の間原型を保ったまま今に残っている。断崖の上には、旅館「はとのす荘」が立つ。近年増加傾向にある大雨洪水被害が危惧されるものの、眺めの良さは随一だ。各宿泊室から、川の流れに耳を澄ませながら、奇岩を一望できる。
岩肌にしがみつく草も黄色や茶色に紅葉している。朝方太陽の日差により、川から立ち上る水蒸気が、幅50メートル程の渓谷内から抜けきらずに、残っていた。
足元は滑りやすいとはいえ、遊歩道は舗装されている。南側の崖地には、落石防止用のネットが張られていた。安心してハイキングできるように、町をあげて整備していた。
白丸ダム下流側の魚道である。
白丸ダムの観賞用広場から上流側の山並みを一望する。微妙に右側が欠けている月が顔を出してくれた。
硬い花崗岩からなる鳩ノ巣は、川幅は狭い。数百万年、数千億年かけて、花崗岩の表面を削り取ることにより、川幅が広がる。ところが、急流によって花崗岩が砕かれ、渓谷の幅が広がるにつれ、流れは緩やかになっていく。侵食作用も抑えられ、安定するようになる。
眺めのよい橋の上から一望すると、Ｖ字型渓谷の底まで木々が密生している景観に、圧倒される。下界の歩道を散策する人々が小さく写った。大自然に身を置くと、日常の感覚を忘れてしまう。
白丸ダムの堤防を境に、カワガラスが飛行していた。鳴き声から2羽が追いかけあいをしている姿を想像できる。秋にオス達は縄張り争いをし、2月には巣作りを初め、3月には子育てを終える。
渓流を代表するカワガラスは、奥多摩のシンボルとなる鳥だった。
白丸ダムから、ＪＲ白丸駅付近の数馬峡橋までの間、水の流れが一段と緩やかになる。不純物のない石灰岩から染み出した水の影響により、透明度が高い。太陽光に照らされると、エメラルドグリーンに輝く。
青梅線沿線沿いに位置する渓谷とはいえ、人家から離れ、物音も立たず、静寂に包まれていた。まさに深山幽谷の言葉にふさわしいスポットだった。
白丸駅から終点奥多摩駅までの間に位置する数馬峡橋入り口付近から1枚 白い鳥はコサギ
��氷川渓谷を散策
午前9時には、奥多摩駅から徒歩5分足らずの氷川渓谷に到着した。紅葉の方は見頃を過ぎ、散り始めだった。
木によっては、書く色づいたモミジが残っている。
渓谷の階段から上った先にある奥多摩ビジターセンターに立ち寄った。朝早い時間帯の来場者は、私を含めわずか3人から4人にとどまった。自動ドアが開くと、積極的に職員から声をかけられた。窓口から見える広めの部屋に、アンケート用紙を書く机が設置されていた。職員の対応から、展示コーナーの良し悪しまで評価欄の丸付けを行う。要望欄にもしっかり記入して、提出することにより、ポストカードをもらえる。4種類の中から、紅葉するコナラを選んだ。引き続き登山道の情報を入手すると、しっかりと挨拶をして、ドアの外に出た。隣の白丸駅に向ってランニングしている途中、トンネルの手前から撮った1枚
奇岩と紅葉がコラボした異色の1枚
�８羈抃銘�を散策
白丸駅から川井駅まで乗り、毎年恒例の御岳渓谷を散策した。例年渓谷を散策するコースは、下流側の入り口軍畑駅から沢井駅を過ぎ、御岳駅付近にとどまっていた。今回は、反対側の川井駅からスタートする。やや蛇行気味の国道沿いをジョギングで下り、御岳美術館付近から階段で散策路に降り立った。
写真＝御岳渓谷の地図 掲載元 自然教育センターより https:/
今回中心に公開するのは、御岳美術館付近の入り口から御岳駅までの間である。御岳駅のほぼ真下にある玉堂美術館のイチョウの木は、既にほぼ葉を落としていた。
昨年同時期の御岳渓谷に関する日記 11/27(金）コロナ最新情報！11月15日（日）100kmライド 青梅市 飯能市、入間市 所沢市多摩湖 東大和市 夜景廻田（めぐりだ）の丘 https:/
御岳美術館と紅葉
御岳園地
御岳園地は、オレンジに染まるウワミズザクラの木に程よく赤色に紅葉するモミジの木が混ざっていた。枝から離れた葉っぱが、絨毯のように敷き詰められていた。季節の移り変わりを示した1枚となった。
御岳大橋を狙った2枚
御岳駅から渓谷へ降りる道の脇で撮った1枚。写真の祠は木々の間に隠されていた。
この写真は、御岳渓谷から離れ、北側の崖地に聳え立つ住宅地の中にある青渭(あおい）神社の境内
JR沢井駅に程近い澤乃井付近で撮影した1枚
歩道と住宅の間の小さな竹林に水が溜まっていた。
楓橋から寒山寺を狙った1枚
沢井から軍畑駅にかけて撮影したモミジ
御岳渓谷の色づき具合は、11月23日時点で見頃を過ぎていた。渓谷内では高低差はないとはいえ、上流側の木の方がしっかりと葉を残していた。御岳駅から沢井駅付近は、一段と開けて、日差が届く影響からか、概ね紅葉の方は終っている。また沢井駅から軍畑駅方面は日陰になる分、モミジは赤く色づいていた。
急流が流れる鳩ノ巣渓谷と対照的に、御岳渓谷は川幅が広い。散策路には、しっかりと岩が取り除かれ、ほぼ平坦に均されている。道脇には、青梅市の名産品ゆずが生えていた。この1年で、土手沿いには、ケーキやコーヒーなど軽食を提供するカフェと共に、地元で採れた作物を売りだす販売所が充実していた。渓谷美を求めて散歩客が多くなるにつれ、新たに産業が発達する。都会の喧騒とはかけ離れた幽玄な世界は、癒しのスポットとして注目されている。
�の彑酊躅爐旅藩奸´ダ椎澑愽婉甞�ノ淵公園の紅葉
軍畑駅から4駅先の宮ノ平駅で下車し、多摩川沿いの真下の住宅街を下り、無料で公開された臨川（りんせん）庭園に向った。松の木が中心に植えられた日本庭園の紅葉写真をご覧になっていただきたい。
続いて下り方面に一駅先の青梅駅が最寄の釜ノ淵公園の紅葉写真
時刻は午後3時30分、青梅駅から電車に乗り、上り方面で4駅先の羽村で降りて、およそ4,5ｋｍ北北東に位置する瑞穂ビューパークに向った。瑞穂ビューパークの最寄は、ＪＲ八高線の箱根ヶ崎駅である。羽村駅から箱根ヶ崎の間は、概ね一戸建ての住宅街に工場が林立していた。道はほぼまっすぐで、迷いはなかった。
��瑞穂ビューパークで夜景撮影
瑞穂ビューパークには、午後5時まで展望テラスが一般向けに無料で公開されている。11月の終わりから冬至にかけての1ヶ月にわたり、トワイライトタイムと重なるのである。前回この場所で夜景撮影をしたのは2020年12月1日（火）、午後4時過ぎに西側から灰色の雲が発達したことにより、思い描いたとおりの写真を撮る事ができなかった。今回は、雲の量が少なく、真正面から富士の頂が顔を出してくれた。
昨年 瑞穂ビューパークを取り上げた日記 2021年12月12日付け 12/11(金）付けコロナ最新情報 12月1日（火）平日90km強ライド 埼玉県川越市、入間市、東京都瑞穂町周遊 関東第2位の自然沼である伊佐沼、みずほビューパークからの夜景 NHK小さな旅の動画アリ https:/
撮影時刻16時47分、西南側 羽村市小作方面
撮影時刻16時48分 同じく西南側
撮影時刻16時52分 尾根の奥に聳える建物は、東京都多摩市多摩センター駅付近に位置する22階建てのベネッセ・コーポレーションの本社
撮影時刻16時54分 西側の青梅市付近の山並み
撮影時刻16時55分 東南側の西多摩郡瑞穂町から武蔵村山市の住宅街を望む
撮影時刻16時57分 南南西側 羽村駅にかけての住宅街
撮影時刻16時58分 南南東側 左手に若干米軍横田基地の滑走路が入る
撮影時刻17時00分 ビューパークの広場に設置されたオブジェ
前回訪れた2020年12月1日（火）は、平日で室内に事務員の姿はあったものの、外に出ると、ひと気が一切なかった。グラウンドに設置されたライトも消され、辺り一帯静寂な雰囲気が漂った。休日だったこの日、サッカーをする中学生の掛け声が響くと共に、照明もしっかりと付けられていた。
小高い丘にお城のように聳え立つビューパークからの展望台は、西側の青梅市、東南側の立川市とさらに南の日野市、府中市、多摩市、八王子市まで、開発された地区を眺められる。山がちな青梅市は、多摩川に沿う形で住宅地が建てられていた。青梅線沿いにその南の羽村市辺りから徐々に開け、さらに南下して福生市、昭島市、その先の多摩地区最大の商業地である立川市までくると、広大な関東平野に含まれる。実のところ200万年から50万年前まで、青梅駅付近まで海岸線が広がっていた。羽村市の境界に位置するあきる野市草花、青梅市の東隣に位置する埼玉県飯能市と入間市に跨る加地丘陵は、扇状地だった。時間をかけて海が後退していき、関東平野となる広大な陸地が表れたのである。海の跡を示す平野部に、多摩川が注ぎ込んだ。
写真 掲載元 関東地方 整備局 国土交通省 https:/
上流部から運ばれてきた砂礫が堆積し、沖積地と化した。鳩ノ巣渓谷に見つかる花崗岩よりも、砂礫は柔らかく、川による侵食が進む。上流から中流域には、川の堆積物が積み重なり、段丘を形成する。今の起伏に富んだ多摩丘陵地の元となった。下流域は大きく開け、開発が容易になり、日本の中心都市として発展した。
夜景撮影を通して、いかに多摩川が、人々の生活に結びついているのか、考えることができる。西多摩郡奥多摩町、青梅市、西多摩郡瑞穂町の3つの自治体を巡り、地形の変化をより感じることができるようになった。
■政府、新変異株で水際対策強化＝アフリカ６カ国、第６波警戒
(時事通信社 - 11月26日 19:01)
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