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2020年11月27日16:53
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11/27(金）コロナ最新情報！11月15日（日）100kmライド 青梅市 飯能市、入間市 所沢市多摩湖 東大和市 夜景廻田（めぐりだ）の丘
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11/27(金）今日は朝型から日没まで、気温は12度から13度で推移している。湿度は、秋の終わりとしては高めの50%台から60%になった。雨は降らなくても、陽差がなく、薄暗い一日だった。
本日東京都内の新型ウィルスの陽性者は570人、重症者は昨日から一人増えて、61人と発表された。重傷者の数は先週20日（金）の37人から一気に増加に転じている。病床使用率は東京都40%、神奈川県32%、大阪府52,4%と公表された。重傷者用のベットの台数は、準備中も含まれる。実際のパーセンテージ以上に、医療機関は危機感を持っているという。
全世界では6000万人超の陽性者が確認されている。今月大統領選が行われた米国では、累計感染者が1300万人に達した。同国のファイザー社が開発した有効性94%のワクチンは、実用化に向けて、着々と準備を進めている。既に国内では、感謝祭に向けて、5000万人が動き出している。ヨーロッパのドイツでは、外食産業の営業禁止期間を11月末から12月20日まで延長した。有効性のあるワクチンが市場に出回るまで、経済活動と感染症対策の両立が求められている。
今回レポートするのは、11月15日（日）に人生初めて決行した2都県6市に跨る約100kmに渡る長距離ライドである。一度作成したレポートは、誤って削除ボタンを押してしまい、改めて書き直した。外部リンクや地図と共にご覧になっていただきたい。
訪問場所
・東京都羽村市羽村堰 外部リンク 一般社団法人羽村市観光協会 http://
・あきる野市立川CC付近の夜景スポット 夜景Navi https:/
・青梅市御岳渓谷 TRIPS 2016年の紅葉時期をレポート https:/
Yahoo地図 https:/
・青梅市 郷土博物館 https:/
・埼玉県飯能市 トーベヤンソンあけぼの子どもの森公園 https:/
・埼玉県入間市 ジョンソンタウン https:/
・埼玉県所沢市 多摩湖 ダム湖100選 http://
・東京都東大和市 廻田（めぐりだ）の丘 夜景INFO https:/
NAVITIME 御岳渓谷から青梅市郷土博物館を経由して、トーベヤンソンあけぼのの子どもの森公園へいたるルート https:/
直近の関連日記
2019年11月26日付 11/17(日）秋の青梅市 市街地観光 御岳渓谷を散策 最後にイチョウ ライトアップ！https:/
2019年12月3日 フィンランド外交関係樹立100周年記念 埼玉県飯能市編 ムーミンの世界を体感！ 今年オープンした宮沢湖畔のムーミンパークへ！その他狭山湖の景観と野鳥 多摩湖のトワイライト夜景https:/
写真＝上記の日記から 2019年11月17日に撮影した青梅市玉堂美術館前のイチョウの木
写真＝上記の日記から 2019年11月29日に撮影したムーミンパーク
11月15日（日）午前5時30分、愛用する700Cのスポーツタイプの自転車に乗り、自宅を出発した。前輪35サイズに対し、後輪38サイズになる。一般的なクロスバイクよりも、タイヤが太く、溝も深い。ギアは6段、ママチャリよりは走りやすいとはいえ、長い距離をこぐと、疲れやすい。
当日に備え、短距離ダッシュと中距離走を織り交ぜたスプリント走や長距離ランニングで体を鍛えた。多摩市との境目の日野市四谷橋を渡り、府中市側に出ると、多摩川サイクリングロードをまっすぐ進む。
早い時間にも関わらず、ジョギングで汗を流す青年や中年、ウォーキングする主婦層や老年夫婦の姿がある。午前6時になると、東の空からのぼる太陽の光によって、川の水分が蒸発し、湯気が発生する。サイクリングロードと多摩川との間は、葦原や潅木によって隔てられていた。川から立ち上る湯気を横目で確認しながら、前を向いて、自転車をこぎだした。左手には、雪化粧した富士山が丹沢の峰々の間から顔を出す。前方には、目指す奥多摩の山々がうっすらと望める。目的地が見えると、一段と力が沸いてくる。
朝方体がしっかり起きていない段階で、緩やかな上りに入った分、思ったようにペースが上がらない。右足の脹脛に違和感を覚えながら、多摩川河口から53km、四谷橋からおよそ17kmから18km北に位置する羽村市羽村堰にたどり着いた。
羽村堰で撮影した写真は、全て2017年2月19日（日）に撮影した。
現地にたどり着くと、堰の側の用水路沿いに休憩用のベンチと共に、自販機が設置されている。対岸の小高い丘とは、羽村大橋が結ぶ。
羽村堰
羽村堰付近は、川幅が一段と広くなり、中州には広大な葦原が生い茂っている。昨シーズンまで、秋の渡りの時期ノビタキの群れが飛来していた。冬場は、カモ類を狙って、オオタカやノスリなどの猛禽類が現れる。私は、羽村大橋を渡り、無料で入場できる羽村郷土資料館の裏手のあきる野市に位置する小高い丘を登った。中腹まで家々が連なっているものの、頂上にはゴルフ場立川CCがある。夜景情報サイトによると、ゴルフ場脇の側道は、多摩川上流域屈指の眺めのよいスポットである。
下見を兼ねて、現場へと向かった。羽村大橋から小高い丘を越えて、反対側のあきる野市まで国道が通る。道幅は広く、凹凸も少なかった。急坂を上り、ゴルフ場立川CC入り口手前の側道を抜けると、小さな倉庫に行き当たった。道はすぐに途絶え、藪が生い茂っている。倉庫の合間は視界が開け、羽村市、瑞穂町、埼玉県飯能市や入間市を一望できる。
街灯設備は乏しいものの、倉庫には人気を感じた。木材が束になって積みあがり、軽トラックやバイクが停めてった。実際眼下に広がる街を眺めていると、車で入ってきた一人の男性と出会った。
夜景サイトでは、ハイキングコース内にあると書かれているものの、実際は倉庫の１角である。帰宅後調べたところ、倉庫の真下にハイキング道が通っているという。
夜景スポット周辺の状況や道順をしっかり確認して、羽村堰へと戻った。時刻は午前8時前、多摩川沿いの住宅から、車に乗ってお出かけする一組の家族をみかけた。ワンチャンを散歩に連れ出す住民ともすれ違う。休日の朝型、各家庭は午前8時頃から動き出していた。
多摩川沿いでは、双眼鏡を手にして、野鳥を探す人達の姿がある。私がこの日、観察できたのは、むき出しになった桜の木に止まった1羽のモズのみである。周囲には200本に達する桜の木が植えられていた。サイクリストが休憩する取水口のそばには、玉川兄弟の銅像が建つ。ここ多摩川から、江戸にかけて全長43kmに渡る用水路の建設を担った功績をたたえられた。羽村市から青梅街道沿いの町を流れ、首都圏へ注ぐ生活用水路を建設者にちなみ「玉川上水」という。
1653年に仕上がって以降、人口増加が著しい江戸時代から明治時代にかけて、多摩川の水が、各村々へと届けられた。人々は、農地へ水を流し、作物を育てていた。現在水位を調整する役割を担う。通常時毎秒2立方センチメートルの水を取水堰へと流し込む。大型台風や長引く豪雨が発生すると、投渡堰を取り払い、水位上昇に伴う、洪水被害を未然に防いでいた。治水機能を高めたことにより、2019年10月12日（土）に関東地方を襲った台風19号による川の氾濫は避けられた。メガシティ東京の原点は、まさにここ多摩川にあった。春の桜の季節は、屋台が並び、一面観光客で溢れ帰る。果たして2021年の春は、無事に桜の季節を迎えられるのか、全ては感染症次第である。
羽村堰付近の景色
多摩川サイクリングロードは、羽村堰で途切れ、住宅地を迂回し、奥多摩街道へと出た。JR青梅駅を経由し、次の目的地御岳渓谷へと向かった。多摩川に沿うように敷かれた奥多摩街道は、多少アップダウンがあるものの、青梅駅までは比較的道幅が広い。青梅駅以降、終点奥多摩駅まで、鉄道のレールと国道がほぼ平行に走る。道幅が狭くなる分、自転車が走っていると、後ろで車がつかえてしまう。対向車がなければ、ドライバーは私を脇から追い越していった。反対側からも車がきていれば、私をぴたりとマークして走るしかない。ドライバーの気持ちを考え、時折歩道に出て、通してあげた。
青梅駅を越えると、高い建物はほぼなくなり、川沿いの開けた土地に、集落が並ぶ。多摩川の北側が都市部から通じる奥多摩街道、逆に南側は八王子駅方面からあきる野市を経由して北上する吉野街道である。二つの国道が、青梅駅より西側で平行に走ることにより、観光シーズンに車の渋滞が避けられる。道中コンビにはセブンイレブンが2軒、他のコンビと共に、ドラッグストアやスーパーもなかった。しばし、サイクリストが立ち寄るカフェや軽食屋をみかけた。
青梅駅と次の宮ノ平駅、その次の日向和田駅を過ぎたところで、イギリス風の白一色の建物が見えてきた。ふと自転車のブレーキを握り、立ち止まった。私が青梅市をサイクリングするのは初の経験だが、過去には60回から70回訪れている。前回足を運んだのは2019年11月17日（日）、ほぼ1年間が空いた。実は2020年8月12日（火）に、帰省してきた友人と、日向和田駅付近のカフェを訪れる予定だった。
友人が既に電話予約していたものの、前日となる8月11日の天気予報で午後から山沿いを中心に雷注意報が発令された。一報を聞いた知人が、電話でキャンセルをしたことにより、旅行は中止となった。天気予報は見事に的中し、8月12日の当日、朝型晴れていたものの、午後から多摩地区でも雷雲が発生した。また改めて川沿いのカフェで、友人とのんびりとしたひと時を過ごしたい。
多摩川沿いの道をまっすぐ進むこと、JR青梅線沢井駅の真下から、渓谷へと入った。11月15日の時点で、紅葉は始ったばかりである。既に日当たりの良いところは、もみじが赤く染まっていた。自転車を引っ張って歩きながら、渓谷沿いの道をゆっくりと進んだ。
写真＝沢井駅付近の食堂澤乃井から対岸の寒山寺とを結ぶ橋から多摩川上空を見つめる
前回2019年11月17日（日）は、台風19号の発生により、多摩川増水による復旧工事の最中だった。渓谷の立ち入り場所も限られていた。今では、土砂を撤去し、コンクリートで道を補強し、水路を跨ぐ橋も元に戻している。多摩川の増水による被害は跡形もなく消えている。散策路は確かに水に浸かったものの、青梅街道との間に位置する傾斜地の畑は被害を受けなかったという。
写真＝散策路からモミジを見上げる
手前にススキの穂を入れて、モミジを撮影
橋から撮影した写真
散策路から下流に向かってシャッターを切る
沢
御岳駅へと続く道
岩肌にしがみつくように生えるカーベラ
コンデジのマクロモードを使い、レンズを被写体に近づけると、高山植物を彷彿とさせる。
緑と赤のコントラストを成すモミジ
御岳駅前下の広場から対岸の玉堂美術館前のイチョウを狙う
玉堂美術館前のイチョウの木と周辺のモミジの木は、毎年秋にライトアップされる。今年は夜間密集を避けるため、中止となった。
台風19号の被害から復旧しつつある渓谷の中で、未だに御岳駅前広場と玉堂美術館とを結ぶ御岳小橋の復旧は進んでいない。地元青梅市観光協会によると、今後大型台風にも耐えられるように設計から全てやり直しているという。川と民家が隣接する御岳渓谷は、大都会東京の喧騒からかけ離れたような静かな世界が広がる。川のせせらぎに耳をすましながら散策すると、悩みや心配事を忘れることが出来る。週末の春先を中心に、ラフティングやカヌーを楽しむ人達が多い。2013年秋に開催された国体・東京大会のカヌー会場として使用された。現地からオリンピックに出場したアスリートも出ているという。週末の渓谷を散策する人達は、皆思い思いに自然の中に身を預けていた。
御岳渓谷から自転車に乗り、元来た道を戻り、青梅駅の南側、多摩川沿いに位置する釜ノふち公園内の青梅郷土博物館を見学した。施設内は、節電のため照明は控え気味である。係員は、事務室で作業に勤しんでいた。企画展開催中とはいえ、係員の姿はなく、ひっそりとしている。アンケートにこたえて、事務室の係員に提出すると、朱印のコピーをいただいた。
正午過ぎには青梅市を離れ、続く目的地埼玉県飯能市のトーベヤンソンあけぼのの子供の森公園へと向かう。
青梅市と隣接する飯能市間は、複数の道が交差することなく、まっすぐ通っている。スマホで地図を見ながら、舗装された道を走り、入間川沿いのトーベヤンソンあけぼの子どもの森公園にたどり着いた。前回訪れたのは、2019年11月29日(金）、午前中は宮沢湖畔のムーミンパークを、正午過ぎには飯能市博物館を見学し、午後2時前に現地に入った。ビジネスマンや公務員が出勤し、子供達が学校に通う平日、園内は主婦層や老年夫婦が静かに散策していた。休日だったこの日、年代層は異なり、小さな子連れのファミリー世帯が中心である。
崖地を切り開いて作られた公園は、フィンランドの民話を髣髴とさせるキノコ型や傘の形をした建物が立つ。メタセコイヤの木が覆う低地から、人口の滝がある頂上まで、散策路が通る。滝からほとばしった水は、川となって、溝を流れ、窪地へと注ぎ込む。小川を跨ぐように木橋がかけられていた。ムーミン谷を髣髴とさせる光景がそこにはある。高低差のある斜面で追いかけっこする子もいれば、低地の薪広場でかくれんぼする子もいる。お父さんやお母さんに寄り添い、談笑しながらお弁当を食べる子もいた。訪問者は、コロナ禍や日常生活を忘れ、メルヘンの世界にいるかのように、全身で喜びを表現していた。
人形や絵本が展示されている建物は、扉に鍵がかけられている。コロナ対策のため、見学は無期限休止である。唯一、管理事務所が併設するドーム型のホールは、入場が認められた。1階はお手洗いと管理事務所、2階が子供達が遊ぶ全面床張りのホールである。扉がなく、入り口が全面的に開放されていた。
土日・祝日に行われるライトアップイベントは通常通り開催している。メタセコイヤの木に囲まれた公園は、空が青みを帯びたトワイライトの頃には、表情が一変するはずである。子供達の声を聞きながら、その場を後にした。
5番目の目的地は、飯能市の隣入間市にあるジョンソンタウンである。前回道が分からず、訪問を諦めた場所である。今回も多少道を間違えながら、国道346号線沿いにあるアメリカのミニタウンにたどり着いた。周囲一体団地が林立する中、アメリカ軍の住宅地から受け継いだ白一色の平屋の建物が並ぶ。敷地は約25000�屐�一般向け住宅に併設するかのように、雑貨屋や軽食屋が林立する。雑貨屋は、ペット連れでの入店が認められていた。
住民達は、大きなワンチャンを連れて、挨拶を交わすと、国道を跨ぐことなく、すぐ裏手の芝生が広がる富士見公園へと向かった。外部からの観光客は、ほぼ若者のグループが中心である。サイクリストの姿はなく、皆街の角っこにあるコインパーキングに車を停めていた。
緑が生い茂った路地裏から、カフェテラスを撮影した1枚
雑貨屋さん
秋らしい、オレンジに染まったウワミズザクラと白い建物
コロナ禍で遠出ができない今、ジョンソンタウンにくると、アメリカの町に迷い込んだような気分になれる。アメリカ式の建物が並ぶ町の住人は、ほぼ日本人だった。現在ネット上では広く入居者を募集している。最寄の西武池袋線の入間市駅から徒歩15分。周囲にはスーパーと共に、学校や図書館、緑ある公園を含め、子育ての環境は整う。首都圏への通勤・通学には時間を要するものの、地元入間市、または所沢市で就職できれば、暮らしやすい。地元入間市のコミュニティーに入ると、アメリカのミニタウンの一員であることをアピールできるはずである。非日常的な空間を体験できるエリアとして、旅行誌やTV番組の取材も入るようになった。マイクロツーリズムが流行る今、首都圏から気軽に行けるスポットとして、脚光を浴びている。
ジョンソンタウンから外に出ると、いよいよ最終目的に向かう。舞台は埼玉県所沢市と東京都東大和市に跨る多摩湖畔である。
午後4時30分に現地に到着し、所沢方面から夕景を撮影した。
時刻16時31分
堤防沿いのウォーキング客や、県を跨ぐサイクリストも、立ち止まり、沈みゆく夕日を見つめていた。この日は雲ひとつない晴天に恵まれ、富士の頂をくっきりと望むことができる。多摩湖と隣接する狭山湖は、夕景スポットとしても名高い。夕日が沈む瞬間、訪れる人々が皆西の空を見つめ、スマホや小型カメラのシャッターを切る。見知らぬ人同士の心が一つになる瞬間でもある。私は、堤防脇の道を下り、対岸の東京都東大和市廻田（めぐりだ）町の1角に位置するみはらし台から夜景撮影に備えた。事前に道をしっかり調べたことにより、迷わずにすぐにたどり着いた。傾斜地に並ぶ住宅街の丁度間に位置する小高い丘の中腹に、視界が開けた場所があった。丘の天辺は、背丈の高い常緑樹によって、視界が塞がっている。中腹部からは、人々の生活感が感じられるほど、民家に隣接していた。撮影準備中、石畳の道を歩く一人の主婦とすれ違った。周囲に外灯はないものの、空が明るいうえに、民家の灯りによって、緊張感が和らぐ。懐中電灯をつけずに過ごすことができた。短い時間で構図を決めて、午後4時52分から午後5時2分にわたる10分間のトワイライトタイムに、しっかりと撮影した。
撮影時刻16時53分
撮影時刻16時59分 正面の観覧車は西武遊園地 左手隅には多摩湖の堤防沿いの道
撮影時刻17時00分
撮影時刻17時01分 カメラを若干右にずらして撮影した。やや視界は狭くなった。
撮影時刻17時1分 カメラを1分前の角度に戻す
撮影時刻17時2分 カメラを再度右にずらして撮影した。
撮影時刻17時2分 カメラをまっすぐ向ける。中心にはシンボル的な観覧車を置いた。
撮影を切り上げると、階段口に停めていた自転車に乗り、多摩湖の堤防を越えて、南側へと下っていった。道を間違わずに、無事に帰宅することができた。
東京都羽村市、あきる野市、青梅市、埼玉県飯能市、入間市、所沢市、東京都東大和市を含む2都県7市に跨る約100kmライドは無事に終った。
羽村堰の南側に位置するあきる野市で夜景の下見から始まり、青梅市御岳渓谷で、毎年恒例の紅葉撮影を行った。飯能市のトーベヤンソンあけぼのの子どもの森公園では、かつて読んだことがある北欧の民話やアニメムーミンの世界を思い浮かべた。続くジョンソンタウンでは、町並みをうかがううちに、西部開拓劇が蘇った。多摩湖で夕景、廻田（めぐりだ）の丘でトワイライト夜景撮影に成功し、個人的にも納得の行く写真に仕上がった。桜の咲く春には、一味違う雰囲気を感じるはずである。今回訪れた町の春の景色を見てみたい。
東京570人感染 過去最多を更新
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本日東京都内の新型ウィルスの陽性者は570人、重症者は昨日から一人増えて、61人と発表された。重傷者の数は先週20日（金）の37人から一気に増加に転じている。病床使用率は東京都40%、神奈川県32%、大阪府52,4%と公表された。重傷者用のベットの台数は、準備中も含まれる。実際のパーセンテージ以上に、医療機関は危機感を持っているという。
全世界では6000万人超の陽性者が確認されている。今月大統領選が行われた米国では、累計感染者が1300万人に達した。同国のファイザー社が開発した有効性94%のワクチンは、実用化に向けて、着々と準備を進めている。既に国内では、感謝祭に向けて、5000万人が動き出している。ヨーロッパのドイツでは、外食産業の営業禁止期間を11月末から12月20日まで延長した。有効性のあるワクチンが市場に出回るまで、経済活動と感染症対策の両立が求められている。
今回レポートするのは、11月15日（日）に人生初めて決行した2都県6市に跨る約100kmに渡る長距離ライドである。一度作成したレポートは、誤って削除ボタンを押してしまい、改めて書き直した。外部リンクや地図と共にご覧になっていただきたい。
訪問場所
・東京都羽村市羽村堰 外部リンク 一般社団法人羽村市観光協会 http://
・あきる野市立川CC付近の夜景スポット 夜景Navi https:/
・青梅市御岳渓谷 TRIPS 2016年の紅葉時期をレポート https:/
Yahoo地図 https:/
・青梅市 郷土博物館 https:/
・埼玉県飯能市 トーベヤンソンあけぼの子どもの森公園 https:/
・埼玉県入間市 ジョンソンタウン https:/
・埼玉県所沢市 多摩湖 ダム湖100選 http://
・東京都東大和市 廻田（めぐりだ）の丘 夜景INFO https:/
NAVITIME 御岳渓谷から青梅市郷土博物館を経由して、トーベヤンソンあけぼのの子どもの森公園へいたるルート https:/
直近の関連日記
2019年11月26日付 11/17(日）秋の青梅市 市街地観光 御岳渓谷を散策 最後にイチョウ ライトアップ！https:/
2019年12月3日 フィンランド外交関係樹立100周年記念 埼玉県飯能市編 ムーミンの世界を体感！ 今年オープンした宮沢湖畔のムーミンパークへ！その他狭山湖の景観と野鳥 多摩湖のトワイライト夜景https:/
写真＝上記の日記から 2019年11月17日に撮影した青梅市玉堂美術館前のイチョウの木
写真＝上記の日記から 2019年11月29日に撮影したムーミンパーク
11月15日（日）午前5時30分、愛用する700Cのスポーツタイプの自転車に乗り、自宅を出発した。前輪35サイズに対し、後輪38サイズになる。一般的なクロスバイクよりも、タイヤが太く、溝も深い。ギアは6段、ママチャリよりは走りやすいとはいえ、長い距離をこぐと、疲れやすい。
当日に備え、短距離ダッシュと中距離走を織り交ぜたスプリント走や長距離ランニングで体を鍛えた。多摩市との境目の日野市四谷橋を渡り、府中市側に出ると、多摩川サイクリングロードをまっすぐ進む。
早い時間にも関わらず、ジョギングで汗を流す青年や中年、ウォーキングする主婦層や老年夫婦の姿がある。午前6時になると、東の空からのぼる太陽の光によって、川の水分が蒸発し、湯気が発生する。サイクリングロードと多摩川との間は、葦原や潅木によって隔てられていた。川から立ち上る湯気を横目で確認しながら、前を向いて、自転車をこぎだした。左手には、雪化粧した富士山が丹沢の峰々の間から顔を出す。前方には、目指す奥多摩の山々がうっすらと望める。目的地が見えると、一段と力が沸いてくる。
朝方体がしっかり起きていない段階で、緩やかな上りに入った分、思ったようにペースが上がらない。右足の脹脛に違和感を覚えながら、多摩川河口から53km、四谷橋からおよそ17kmから18km北に位置する羽村市羽村堰にたどり着いた。
羽村堰で撮影した写真は、全て2017年2月19日（日）に撮影した。
現地にたどり着くと、堰の側の用水路沿いに休憩用のベンチと共に、自販機が設置されている。対岸の小高い丘とは、羽村大橋が結ぶ。
羽村堰
羽村堰付近は、川幅が一段と広くなり、中州には広大な葦原が生い茂っている。昨シーズンまで、秋の渡りの時期ノビタキの群れが飛来していた。冬場は、カモ類を狙って、オオタカやノスリなどの猛禽類が現れる。私は、羽村大橋を渡り、無料で入場できる羽村郷土資料館の裏手のあきる野市に位置する小高い丘を登った。中腹まで家々が連なっているものの、頂上にはゴルフ場立川CCがある。夜景情報サイトによると、ゴルフ場脇の側道は、多摩川上流域屈指の眺めのよいスポットである。
下見を兼ねて、現場へと向かった。羽村大橋から小高い丘を越えて、反対側のあきる野市まで国道が通る。道幅は広く、凹凸も少なかった。急坂を上り、ゴルフ場立川CC入り口手前の側道を抜けると、小さな倉庫に行き当たった。道はすぐに途絶え、藪が生い茂っている。倉庫の合間は視界が開け、羽村市、瑞穂町、埼玉県飯能市や入間市を一望できる。
街灯設備は乏しいものの、倉庫には人気を感じた。木材が束になって積みあがり、軽トラックやバイクが停めてった。実際眼下に広がる街を眺めていると、車で入ってきた一人の男性と出会った。
夜景サイトでは、ハイキングコース内にあると書かれているものの、実際は倉庫の１角である。帰宅後調べたところ、倉庫の真下にハイキング道が通っているという。
夜景スポット周辺の状況や道順をしっかり確認して、羽村堰へと戻った。時刻は午前8時前、多摩川沿いの住宅から、車に乗ってお出かけする一組の家族をみかけた。ワンチャンを散歩に連れ出す住民ともすれ違う。休日の朝型、各家庭は午前8時頃から動き出していた。
多摩川沿いでは、双眼鏡を手にして、野鳥を探す人達の姿がある。私がこの日、観察できたのは、むき出しになった桜の木に止まった1羽のモズのみである。周囲には200本に達する桜の木が植えられていた。サイクリストが休憩する取水口のそばには、玉川兄弟の銅像が建つ。ここ多摩川から、江戸にかけて全長43kmに渡る用水路の建設を担った功績をたたえられた。羽村市から青梅街道沿いの町を流れ、首都圏へ注ぐ生活用水路を建設者にちなみ「玉川上水」という。
1653年に仕上がって以降、人口増加が著しい江戸時代から明治時代にかけて、多摩川の水が、各村々へと届けられた。人々は、農地へ水を流し、作物を育てていた。現在水位を調整する役割を担う。通常時毎秒2立方センチメートルの水を取水堰へと流し込む。大型台風や長引く豪雨が発生すると、投渡堰を取り払い、水位上昇に伴う、洪水被害を未然に防いでいた。治水機能を高めたことにより、2019年10月12日（土）に関東地方を襲った台風19号による川の氾濫は避けられた。メガシティ東京の原点は、まさにここ多摩川にあった。春の桜の季節は、屋台が並び、一面観光客で溢れ帰る。果たして2021年の春は、無事に桜の季節を迎えられるのか、全ては感染症次第である。
羽村堰付近の景色
多摩川サイクリングロードは、羽村堰で途切れ、住宅地を迂回し、奥多摩街道へと出た。JR青梅駅を経由し、次の目的地御岳渓谷へと向かった。多摩川に沿うように敷かれた奥多摩街道は、多少アップダウンがあるものの、青梅駅までは比較的道幅が広い。青梅駅以降、終点奥多摩駅まで、鉄道のレールと国道がほぼ平行に走る。道幅が狭くなる分、自転車が走っていると、後ろで車がつかえてしまう。対向車がなければ、ドライバーは私を脇から追い越していった。反対側からも車がきていれば、私をぴたりとマークして走るしかない。ドライバーの気持ちを考え、時折歩道に出て、通してあげた。
青梅駅を越えると、高い建物はほぼなくなり、川沿いの開けた土地に、集落が並ぶ。多摩川の北側が都市部から通じる奥多摩街道、逆に南側は八王子駅方面からあきる野市を経由して北上する吉野街道である。二つの国道が、青梅駅より西側で平行に走ることにより、観光シーズンに車の渋滞が避けられる。道中コンビにはセブンイレブンが2軒、他のコンビと共に、ドラッグストアやスーパーもなかった。しばし、サイクリストが立ち寄るカフェや軽食屋をみかけた。
青梅駅と次の宮ノ平駅、その次の日向和田駅を過ぎたところで、イギリス風の白一色の建物が見えてきた。ふと自転車のブレーキを握り、立ち止まった。私が青梅市をサイクリングするのは初の経験だが、過去には60回から70回訪れている。前回足を運んだのは2019年11月17日（日）、ほぼ1年間が空いた。実は2020年8月12日（火）に、帰省してきた友人と、日向和田駅付近のカフェを訪れる予定だった。
友人が既に電話予約していたものの、前日となる8月11日の天気予報で午後から山沿いを中心に雷注意報が発令された。一報を聞いた知人が、電話でキャンセルをしたことにより、旅行は中止となった。天気予報は見事に的中し、8月12日の当日、朝型晴れていたものの、午後から多摩地区でも雷雲が発生した。また改めて川沿いのカフェで、友人とのんびりとしたひと時を過ごしたい。
多摩川沿いの道をまっすぐ進むこと、JR青梅線沢井駅の真下から、渓谷へと入った。11月15日の時点で、紅葉は始ったばかりである。既に日当たりの良いところは、もみじが赤く染まっていた。自転車を引っ張って歩きながら、渓谷沿いの道をゆっくりと進んだ。
写真＝沢井駅付近の食堂澤乃井から対岸の寒山寺とを結ぶ橋から多摩川上空を見つめる
前回2019年11月17日（日）は、台風19号の発生により、多摩川増水による復旧工事の最中だった。渓谷の立ち入り場所も限られていた。今では、土砂を撤去し、コンクリートで道を補強し、水路を跨ぐ橋も元に戻している。多摩川の増水による被害は跡形もなく消えている。散策路は確かに水に浸かったものの、青梅街道との間に位置する傾斜地の畑は被害を受けなかったという。
写真＝散策路からモミジを見上げる
手前にススキの穂を入れて、モミジを撮影
橋から撮影した写真
散策路から下流に向かってシャッターを切る
沢
御岳駅へと続く道
岩肌にしがみつくように生えるカーベラ
コンデジのマクロモードを使い、レンズを被写体に近づけると、高山植物を彷彿とさせる。
緑と赤のコントラストを成すモミジ
御岳駅前下の広場から対岸の玉堂美術館前のイチョウを狙う
玉堂美術館前のイチョウの木と周辺のモミジの木は、毎年秋にライトアップされる。今年は夜間密集を避けるため、中止となった。
台風19号の被害から復旧しつつある渓谷の中で、未だに御岳駅前広場と玉堂美術館とを結ぶ御岳小橋の復旧は進んでいない。地元青梅市観光協会によると、今後大型台風にも耐えられるように設計から全てやり直しているという。川と民家が隣接する御岳渓谷は、大都会東京の喧騒からかけ離れたような静かな世界が広がる。川のせせらぎに耳をすましながら散策すると、悩みや心配事を忘れることが出来る。週末の春先を中心に、ラフティングやカヌーを楽しむ人達が多い。2013年秋に開催された国体・東京大会のカヌー会場として使用された。現地からオリンピックに出場したアスリートも出ているという。週末の渓谷を散策する人達は、皆思い思いに自然の中に身を預けていた。
御岳渓谷から自転車に乗り、元来た道を戻り、青梅駅の南側、多摩川沿いに位置する釜ノふち公園内の青梅郷土博物館を見学した。施設内は、節電のため照明は控え気味である。係員は、事務室で作業に勤しんでいた。企画展開催中とはいえ、係員の姿はなく、ひっそりとしている。アンケートにこたえて、事務室の係員に提出すると、朱印のコピーをいただいた。
正午過ぎには青梅市を離れ、続く目的地埼玉県飯能市のトーベヤンソンあけぼのの子供の森公園へと向かう。
青梅市と隣接する飯能市間は、複数の道が交差することなく、まっすぐ通っている。スマホで地図を見ながら、舗装された道を走り、入間川沿いのトーベヤンソンあけぼの子どもの森公園にたどり着いた。前回訪れたのは、2019年11月29日(金）、午前中は宮沢湖畔のムーミンパークを、正午過ぎには飯能市博物館を見学し、午後2時前に現地に入った。ビジネスマンや公務員が出勤し、子供達が学校に通う平日、園内は主婦層や老年夫婦が静かに散策していた。休日だったこの日、年代層は異なり、小さな子連れのファミリー世帯が中心である。
崖地を切り開いて作られた公園は、フィンランドの民話を髣髴とさせるキノコ型や傘の形をした建物が立つ。メタセコイヤの木が覆う低地から、人口の滝がある頂上まで、散策路が通る。滝からほとばしった水は、川となって、溝を流れ、窪地へと注ぎ込む。小川を跨ぐように木橋がかけられていた。ムーミン谷を髣髴とさせる光景がそこにはある。高低差のある斜面で追いかけっこする子もいれば、低地の薪広場でかくれんぼする子もいる。お父さんやお母さんに寄り添い、談笑しながらお弁当を食べる子もいた。訪問者は、コロナ禍や日常生活を忘れ、メルヘンの世界にいるかのように、全身で喜びを表現していた。
人形や絵本が展示されている建物は、扉に鍵がかけられている。コロナ対策のため、見学は無期限休止である。唯一、管理事務所が併設するドーム型のホールは、入場が認められた。1階はお手洗いと管理事務所、2階が子供達が遊ぶ全面床張りのホールである。扉がなく、入り口が全面的に開放されていた。
土日・祝日に行われるライトアップイベントは通常通り開催している。メタセコイヤの木に囲まれた公園は、空が青みを帯びたトワイライトの頃には、表情が一変するはずである。子供達の声を聞きながら、その場を後にした。
5番目の目的地は、飯能市の隣入間市にあるジョンソンタウンである。前回道が分からず、訪問を諦めた場所である。今回も多少道を間違えながら、国道346号線沿いにあるアメリカのミニタウンにたどり着いた。周囲一体団地が林立する中、アメリカ軍の住宅地から受け継いだ白一色の平屋の建物が並ぶ。敷地は約25000�屐�一般向け住宅に併設するかのように、雑貨屋や軽食屋が林立する。雑貨屋は、ペット連れでの入店が認められていた。
住民達は、大きなワンチャンを連れて、挨拶を交わすと、国道を跨ぐことなく、すぐ裏手の芝生が広がる富士見公園へと向かった。外部からの観光客は、ほぼ若者のグループが中心である。サイクリストの姿はなく、皆街の角っこにあるコインパーキングに車を停めていた。
緑が生い茂った路地裏から、カフェテラスを撮影した1枚
雑貨屋さん
秋らしい、オレンジに染まったウワミズザクラと白い建物
コロナ禍で遠出ができない今、ジョンソンタウンにくると、アメリカの町に迷い込んだような気分になれる。アメリカ式の建物が並ぶ町の住人は、ほぼ日本人だった。現在ネット上では広く入居者を募集している。最寄の西武池袋線の入間市駅から徒歩15分。周囲にはスーパーと共に、学校や図書館、緑ある公園を含め、子育ての環境は整う。首都圏への通勤・通学には時間を要するものの、地元入間市、または所沢市で就職できれば、暮らしやすい。地元入間市のコミュニティーに入ると、アメリカのミニタウンの一員であることをアピールできるはずである。非日常的な空間を体験できるエリアとして、旅行誌やTV番組の取材も入るようになった。マイクロツーリズムが流行る今、首都圏から気軽に行けるスポットとして、脚光を浴びている。
ジョンソンタウンから外に出ると、いよいよ最終目的に向かう。舞台は埼玉県所沢市と東京都東大和市に跨る多摩湖畔である。
午後4時30分に現地に到着し、所沢方面から夕景を撮影した。
時刻16時31分
堤防沿いのウォーキング客や、県を跨ぐサイクリストも、立ち止まり、沈みゆく夕日を見つめていた。この日は雲ひとつない晴天に恵まれ、富士の頂をくっきりと望むことができる。多摩湖と隣接する狭山湖は、夕景スポットとしても名高い。夕日が沈む瞬間、訪れる人々が皆西の空を見つめ、スマホや小型カメラのシャッターを切る。見知らぬ人同士の心が一つになる瞬間でもある。私は、堤防脇の道を下り、対岸の東京都東大和市廻田（めぐりだ）町の1角に位置するみはらし台から夜景撮影に備えた。事前に道をしっかり調べたことにより、迷わずにすぐにたどり着いた。傾斜地に並ぶ住宅街の丁度間に位置する小高い丘の中腹に、視界が開けた場所があった。丘の天辺は、背丈の高い常緑樹によって、視界が塞がっている。中腹部からは、人々の生活感が感じられるほど、民家に隣接していた。撮影準備中、石畳の道を歩く一人の主婦とすれ違った。周囲に外灯はないものの、空が明るいうえに、民家の灯りによって、緊張感が和らぐ。懐中電灯をつけずに過ごすことができた。短い時間で構図を決めて、午後4時52分から午後5時2分にわたる10分間のトワイライトタイムに、しっかりと撮影した。
撮影時刻16時53分
撮影時刻16時59分 正面の観覧車は西武遊園地 左手隅には多摩湖の堤防沿いの道
撮影時刻17時00分
撮影時刻17時01分 カメラを若干右にずらして撮影した。やや視界は狭くなった。
撮影時刻17時1分 カメラを1分前の角度に戻す
撮影時刻17時2分 カメラを再度右にずらして撮影した。
撮影時刻17時2分 カメラをまっすぐ向ける。中心にはシンボル的な観覧車を置いた。
撮影を切り上げると、階段口に停めていた自転車に乗り、多摩湖の堤防を越えて、南側へと下っていった。道を間違わずに、無事に帰宅することができた。
東京都羽村市、あきる野市、青梅市、埼玉県飯能市、入間市、所沢市、東京都東大和市を含む2都県7市に跨る約100kmライドは無事に終った。
羽村堰の南側に位置するあきる野市で夜景の下見から始まり、青梅市御岳渓谷で、毎年恒例の紅葉撮影を行った。飯能市のトーベヤンソンあけぼのの子どもの森公園では、かつて読んだことがある北欧の民話やアニメムーミンの世界を思い浮かべた。続くジョンソンタウンでは、町並みをうかがううちに、西部開拓劇が蘇った。多摩湖で夕景、廻田（めぐりだ）の丘でトワイライト夜景撮影に成功し、個人的にも納得の行く写真に仕上がった。桜の咲く春には、一味違う雰囲気を感じるはずである。今回訪れた町の春の景色を見てみたい。
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