mixiユーザー(id:283341)

2021年10月14日13:27

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差別が存在しないと虐められない

昼食を調達しようと外に出たら、3密のパン屋の前へガンマイクを抱えて向かう人が
目に入った。入口には、カメラマンとレポーターらしき女性がスタンバイしている。
取材だろう。この時間は昼食を求めて入店する客も多いのに、取材になるのかな。
気になったが、店内の様子は観察できず。
夫婦別姓について、ほんの少し話題になったので書く。自民党総裁選の政策発言のおり、
高市候補が言及していたような気がする。女性ながら保守的な考え方をする高市氏、
選択制別姓については当然逆張りなのである。支援者をまとめる方便で本心は逆の
可能性もあるが、表面上は今日まで一貫しているので其の点は考慮しない。
同じ苗字のもとでなければ家族の絆が希薄になる、という考え方に私は違和感を持つ。
というか想像外の事例だ。全く想像力が働かない。同居していれば、自然と家族が
形成されるのではないか。少なくとも其れが問題になるのは、外の世界を
知ってからのことであろう。

ということを踏まえて。最近ついったで選択制別姓を問題視するついーとを発見した。
箇条書きされた反対意見の中に「親のエゴで子供が別の苗字になってしまう。
子供の権利を守れ」とするものがあった。想像力が明後日の方向を向いていると
感じた。この主張だけは相容れない。子供が別姓を意識するのは自分の家族以外と
遭遇した時である。幼稚園へ通い出したあたりのタイミングか。其れより前、近所で
同じ年代の子供と遊んでいる時は相手を苗字で認識せずファーストネームで
呼び合っている筈だ。この間、子供は親の考え方に影響され続ける。別姓の家庭では
別姓が当たり前であり、寧ろ同じファミリーネームで暮らしていることを例外と
考えるのではないか。自分が少数派と知ったところで、価値観は容易に変化しない。
と思うのだが。

この段階でもしも別姓家族を差別するような子供がいたとしたら、其れは親の
責任である。親の価値観が其のまま子供に反映されたに過ぎない。親が気にしなければ
子供同士は普通に仲良く遊べるものだ。世間が別姓家庭の子供を差別したがる、
というのであれば仕方ないが、他の家族を批判する程大人が暇とは思えない。
私自身子供時分に、町内のあの人はずるいから、などという大人の会話で色眼鏡を
かけてしまった経験はあるが、あそこは夫婦別姓だから、と陰口を云う
シチュエーションの可能性には疑問がある。別姓だから何だというのか。話は其処で
終了である。考えれば考える程、子供の人権とは関係ない事例になってゆく。
という具合に、無理やりな主張に思えて仕方がないのであった。
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