ポケモンGO 画面上に現れる架空のキャラクター、ポケットモンスター(ポケモン)を捕獲する脱引きこもり系ゲームアプリです。スマートフォンのGPS機能を使って、マップ上でポケモンの位置を確認し、現実世界でその場所へ移動すると、ポケモンと遭遇でき、近くに現れれば、スマホが振動して知らせてくれます。それにモンスターボールを投げ、うまく当たると捕獲できます。スマホを手にした人々が路上をウロウロするという不気味な現象があちこちに見られました。先に欧米などで配信されて、社会現象化が報道される中、日本でサービスが始まるやいなや、大人気に。日本マクドナルドはポケモンGOとコラボしたことも影響して7月の売上が前年の同月比26.6%増となりました。「日経MJヒット商品番付」東横綱、「ヒット商品ベスト30」(日経トレンディ)では第一位など、この年のトレンドとして新聞や雑誌、ネットメディアに取り上げられました。その一方、ポケモンGOをしながらの車の運転、自転車での衝突や接触事故などが全国で相次ぎ、けが人も出ました。
SNSで拡散、ピコ太郎大ヒット Twitterや動画共有サイトで拡散されブームとなったピコ太郎の「ベンバイナッポーアッポーベン(PPAP)」。YouTubeに公開された公式動画が、カナダの歌手ジャスティン・ビーバーに「お気に入り動画」としてツイートされ、世界的人気を得ました。ピコ太郎の正体は古坂大魔王というお笑いタレントで音楽プロデューサーですが、本人は別人であると主張。テクノを趣向した音楽性の高さを評価する声も多数。
SMAP解散、公開処刑? '88年に結成されて以来、「セロリ」('97)や「世界に一つだけの花」('03)の大ヒットで、国民的アイドルグループとして活躍し続けてきたSMAPが、8月、この年の12月31日をもって解散すると正式に発表しました。木村拓哉、中居正広、稲垣吾郎、草��剛、香取慎吾(結成当初は森且行を含む六人)のメンバーは個人個人がドラマや映画で主役をはり、司会者などタレントとしても認知されているので、解散しなくてもいいのにと、五人のパフォーマンスを見られないことを惜しむ声も多くありました。騒動の発端は、やはり1月の「週刊文春」の記事でした。マスコミはジャニーズ事務所内の権力争い(SMAPを育てた有能な飯島三智マネージャーを、ジャニーズ事務所の実質的経営者であるメリー喜多川が追い出そうとしたこと)と報じました。まだ解散するかどうかもわからないまま、騒動に対する謝罪会見が「SMAP×SMAP」(フジ系)内で、生放送で行われました。黒いカーテンをバックに全員が黒いスーツ姿で並び、まるで「公開処刑」だと、同情する声もたくさんありました。結果的にSMAPは分裂することになり、ネットではジャニーズ事務所と木村へのバッシングが巻き起こる事態に。
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