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2021年06月20日23:58

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ヒビノキ727(6月13日〜6月19日までの1週間/週後半)

2021/06/13〜06/19までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。

■2021/06/17/木
順当に「緊急事態宣言」 → 「まん延防止措置重点法」に移行か。東京は下げ止まりっていうけど現在の対策だとこれが限界だろう。そうして順当にいけば、オリンピック開幕直前には感染者数が800人台くらいになってるよなこれ。

『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』 第12話 「たたかいのおわり」
https://godzilla-sp.jp/
オーソゴナルダイアゴナライザーの使用方法は来週判明する。でも、詳細を描く時間はほとんどないんじゃないかな。オキシジェンデストロイヤーみたいに爆発して終了。もしくは科学を無視した突飛な方法が展開する「やりかた」しか想像できない。とにかく十分余裕をもって、視聴者たちが「納得」する結末は想像しずらい。かんがえてみれば終盤は強引にたたみかける展開ばかりだしな。

枝葉の部分(科学考証や物語に直接関与ないうんちく)に注力しすぎて、物語の幹が細く、作品のダイナミズムが感覚できない。ガワばかりで芯の部分がすくない。物語の力強さを担保する圧倒的なパワーを持つ存在がゴジラだった。けれどもライバル怪獣もおらず、赤い霧の中――この“紅塵”設定が抱く視界不良も画を殺す――でうろうろしているだけ。そりゃあ怪獣作品らしくはないよな。

『バクテン!!』 第11話 「全力で、思い切り!」
https://bakuten-pr.com/
不慮の事態。出場を断念させることが選手本人の意志を無視することにならないか? 反対に将来を見据えあきらめさせるのか? むずかしいな。双葉の捻挫の影響で、6人全員での出場があやぶまれる状況。物語の選択は「無理を押し出場する」 この選択が双葉をふくめ、アオ高新体操部員全員 + 監督の意志だったら、もう止める理由はないよな。以後の後悔へつながろうと。

作中では無事演技しおわったけれど、いつケガの影響がでるのか「ハラハラ」した。上手くスタッフの術中にはまっている。アオ高とシロ校の演技は、実際の体操選手の動きを取り込む作画と技術の総決算的演出。よかったです。おそらくインターハイ出場はかないそう。だが以後の物語を描く時間はないですし、最後は後日譚的構成 → 新入部員が入部する流れか。双葉と美里が先輩になって終幕かな?

■2021/06/18/金

https://www.geeknative.com/132390/the-confusing-re-return-of-tsr-games-and-a-potential-dinosaur-theme-park/

アーニー――つまりはガイギャックスJr(Ernest Gary Gygax Jr)の“看板”をひっぱりだしTSRが復活するらしいけれど、どういう需要があるかわからん。でも王位継承みたいに正当な血筋の息子を引っ張り出すの好き。

フォト

Classic D&Dのクローンである、OSRも一風かわった、かつ優秀な作品が登場している。そんななかでClassic D&Dのクローンでサイエンス・ファンタジーの『GiantLands』どうなの? 2019年のkickstarterうまくいかなかったやろ。

フォト

TSRの商標自体が現在WotCの持ち物だって話ですし、ここ問題にならんのか? 日本でも¥8,250 * する『火吹き山の魔法使い』がオールドファンたちのニッチな市場で成立する。ですから海外でも購買層はこのあたりなのかも。

* こんなの20ドル台の海外のPDFルールブック4冊を買う、もしくは国内のルールブック8千円分買うわ絶対にな。

『SSSS.DYNAZENON』 第12話 「託されたものって、なに?」
https://dynazenon.net/
最終回。シズム vs 二代目の治療で一時的に戦う力を得たガウマ、蓬、夢芽、暦、ちせ、くわえてナイトでゴリゴリのパワーバトル。最後にダイナゼノンをナイトたちが世界から連れ去り終幕。序盤は「前作と似た様な構成になっちゃうかな?」って想像したけど、中盤から後半の話回しで、自分のなかでは前作越えした印象。今作は登場人物の背景と感情の描写により力点を置き、人間ドラマの方が色濃い。

主要人物の人生と現在地点は、順風満帆ではない。結局、作中では解決にはいたらずキズの様に残る。それでも折り合いをつけ、過去と向き合い、前進していくしかない苦味ある「前の向き方」が好き。そんななかで蓬と夢芽が最後に恋人となって、あらたな関係を築く部分なんかに救われるな。青春してるし。反対に怪獣とロボットの「おもちゃ」の部分は前作より興味をもてなかった。

■2021/06/19/土
ひしさぶりに休出じゃ。

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』 第13話 「Fluorite Eye's Song」
https://vivy-portal.com/
最終回。印象としてはAIと人類の関り方を主題に「非常によくまとまっていた」。ただ、「まとまりすぎ」てこじんまりしちゃったところも。作品ってむずかしいな。再度タイムリープを行い、AI暴走直前へと戻ったヴィヴィ。彼女はマツモトと協力し、今度こそ歌を唄う。展開自体は予想どおりだった。作画としてのヤマはむしろ先週。今回は控え目。最終回が全体的に後日譚的構成。

ヴィヴィが歌を唄う = AIの停止命令ですから、ヴィヴィ自身が停止するのは道理。彼女が歌う中で奮闘するマツモトと、百年の旅が走馬燈の様に映る。この部分は順当な最後のサビの作り方でタイクツ。前回と同じ事を繰り返す構成もほめられない。物語全体がつむいできたAI……というか「AIが身体を獲得した」とき「どういう問題が発生するのか?」それぞれの課題の取り上げ方はおもしろかった。

『86-エイティシックス-』 第11話 「行くよ」
https://anime-86.com/
分割1期最終回。2期の時期発表は来週かな? シンらの旅の終り。リーネたちら残された者が想う去る者たちへの郷愁と懐郷。そして戦いへと前進する決意。予算のかけかたをふくめ、発表当時から、作品への注力の仕方が違う作品。A-1 Picturesの端正な作画で見栄えもよく、自分としては満足感も十分なライトノベルの映像化であった。キャラクターたちが次々と退場する酷薄な世界と話回しもよかった。

映像のよさはライトノベル特有の難解な設定や専門用語の説明にも貢献した。本作の作り込んだUIや美術が、説明台詞を補い、作中の設定を補完するのと同時に物語を理解しやすくする。これ自体は原作の上手さですが、特別複雑な設定がないところも〇。差別と少年・少女を戦場に送り込む国家の秘密。有人多脚戦車 vs 自動機械。双方向通信(パラレイド)と、素直な要素でまとめる。後半も期待してます。

『イジらないで、長瀞さん』 第11話 「センパイはどう思ってんスか?/素直じゃないんだからー、センパイはー♡」
https://www.nagatorosan.jp/
やだエモいじゃないの。いってみれば長瀞ちゃんとセンパイの最終相思相愛確認。部活の廃部を賭け、部長と対決することになったセンパイ → 脱ぐことも辞さないと覚悟の長瀞 → でもセンパイは普段の彼女が描きたい → センパイのバカバカ! → 「(部長)愛を追え(長瀞を追え)!」 → もう告白しろみたいな話の流れ。作品としては〆ですよね。部長は仇役にしない作り方も鉄板。

前年の文化祭で、美術部の展示が6位だって理由は、部長の裸婦画のモデルの当の本人(部長)が展示にいることか。でも案外それが芸術かもな。直人の絵を「芸術ではなく“プラクティス(練習)”」だといってしまう彼女ですもの。プールサイドでセンパイが長瀞ちゃんに胸の内を告白するとき、彼女の「無防備」「無邪気」「素直」ないままでの映像をすべて流す部分がズルい。
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