『平成という時代の検証』 2015年●平成二十七年　その7

ガウチョパンツ　キュロットスカートに似た幅の広がった膝下丈のボトムスのこと。南米のカウボーイがはいていたものがルーツ。ブームに火をつけたのは、ファーストリテイリングの「GU(ジーユー)」。200万枚以上売れ、大ヒット商品になりました。「動きやすくて体型も隠せる」ところが人気の秘密で10代から主婦まで幅広く受け入りれられました。夏が蒸し暑い日本の気候にもぴったり！

インバウンド　訪日観光客のこと。中国人観光客の急増に伴って、よく使われるようになりました。その中国人観光客が日本の製品を大量に購入することを「爆買い」と呼びました。購入品は家電製品だけでなく、医薬品や化粧品も人気。インバウンド消費は、総額約三兆円に達し、日本経済に与える影響も大きかったです。

トリプルスリー　打率3割、ホームラン30本、盗塁30以上を達成すること。優れた野球選手の証。東京ヤクルトスワローズの山田哲史選手と福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手が達成して話題になりました。野球ファンならわかりますが、これが新語・流行語大賞に選ばれた時には、「何それ?」という反応がたくさんありました。

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