恐妻家で凄腕の殺し屋「兜」の活躍を描いた連作短編集。
久し振りに伊坂幸太郎氏の小説を読みました。彼のミステリーは、陰湿なところがなく軽快に楽しく読めるところが好きですね。
この本も「如何に妻の機嫌を損なわないか」ということが多く書かれており、思わずホッコリ。。
しかし、驚いたのは、「兜」が死んでしまったこと。エピローグで、「あれは、替え玉で彼はひっそりとどこかで生きている。」となるのかと期待してたのだけれど。
以前、「マリアビートル」を読んだけれど、殺し屋シリーズは、「グラスホッパー」「マリアビートル」「AX アックス」の3部作とのこと。
近いうちに、「グラスホッパー」を読もうかな。順番が逆になったけど。
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