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2021年06月13日23:58

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ヒビノキ726(6月6日〜6月12日までの1週間/週後半)

2021/06/06〜06/12までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。

■2021/06/10/木
『D&D Goes International - New Localized Books Launching Soon』――。

フォト

https://www.belloflostsouls.net/2021/06/dd-goes-international-new-localized-books-launching-soon.html

イタリア語版をふくめ4国はすでに、以前の翻訳版権を持つライセンシーが契約移行。 *1 WotCが直接翻訳する体制へ転換。日本の翻訳が『エベロン冒険者ガイド 最終戦争を越えて』以降出版されないのは、この影響だな。

船便の遅延などではない。WotCのDD事業は、前年から売り上げが20%以上昇している。今後映像作品やビデオゲームのフランチャイズのためにも「自社で一括して管理し利益を総取りしたい」と想像するのはたやすい。

この流れの中で国内の翻訳体制がどうなるのか? にしても海外ローカライズの不審を危惧し「5版翻訳は代理代表(GaleForce9)をたてる」の戦略 *2 が一転。「利益拡大に自社管理への“転換”」は現金だな。

製品の品質をトータルコントロール可能な環境はユーザーには朗報。けど自社管理だけになれば「コストカット」もしやすい。売り上げの低い国で展開をしない大鉈もふるいやすい。良し悪し両方あるよね。*3

*1 https://www.enworld.org/threads/status-of-d-d-translations.679491/。でもイタリアはDDユーザーおおいしWotCの直接展開のほうがいいよね。

*2 GaleForce9に、WotCが去年訴訟をおこしたのは製品のコントロールを取り戻す理由もありそう。あくまで想像ですけれども。

*3 今年9月にWotCは新版エッセンシャルキット + コア3冊をヨーロッパ4カ国圏内で直接販売。これとあわせるなら秋口まで日本の翻訳展開は保留かも。

『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』 第11話 「りふじんながくふ」
https://godzilla-sp.jp/
やっぱりオーソゴナルダイアゴナライザーがインドから日本へ渡る展開か。でもあと2話でたためるのかよ? 最終着地地点はしめされた。ユン側はジェットジャガーでゴジラと対決。例の謎の歌が“格納”していたアップデートファイルをつかってジェットジャガーがパワーアップ。メイ側はインド・シヴァ内部に存在する「超時間計算機」へ向いオーソゴナルダイアゴナライザーの完成をめざす。

おそらく葦原の過去とか、正体とか、「破局回避」の遍歴/過程なんかは開示されないだろうな。もうこの時点で判断してしまいますが、このアニメゴジラは失敗でしたね。難解な要素はあってもいいが、その解体のプロセスが下手糞すぎる。脚本の円城 塔は自作が「わかりにくい」ですから「わかりやすい」ようにするよって度々いってますが、一向に本作にも他作にも反映されないよな。

『バクテン!!』 第11話 「我慢出来ない!」
https://bakuten-pr.com/
地区大会前日。監督は、前日は休養して英気をやしなえとアオ校メンバー全員にお達しを出す。だが、アオ校メンバーは運動したくてしょうがない。ストレス解消(?)に「辞書を読む」「掃除する」と様々な方法をコミカルに展開。同時に新体操部の発足と歴史を掘り下げる。……だけならよかったんだけれど、双葉が掃除のときに手首を痛め、大会に暗雲が。物語としては悪い引き = 良い引きだよな。

心象描写と実際の双葉の様子を見る限り「こんなの演技できない」。監督がケガを押し出場して選手生命をたたれるという物語の積み上げもしてきた。ですから双葉の身を案じ、大会を断念したらば評価をします。一方、監督の嫁/妻の登場は、一時的ですが、ケガをケアして演技を続行させるフラグなのかも。とにかく最後までハラハラさせるな。でもこういうのが物語の「いい塩梅」だ。

■2021/06/11/金
『ELDEN RING』(エルデンリング)――。


発売は2022年1月。約半年後。発表が19年ですから約2年半か開発期間。順当にフロムのダクソ + オープンワールド。以前リークされた映像(もちろん製品に近い現在の映像とはくらべられないが――)は本当だったんだな。

特筆すべきは映像のすべてがインゲーム映像だということ。PV詐欺にはならなさそう。ただザコ/モブすら真剣勝負の「フロム死にゲー」において、オープンワールドって相性が悪い。そのへんどうバランスをとってくるのか?

13日のE3でも追加情報がありそうだが(実際のプレイスルーかしら?)、各社はしんどい。『ELDEN RING』以上の目玉タイトルがないと、この時点でE3の話題を全部もっていかれる。ベセスダの新作発表ぐらいか? 期待は。

『SSSS.DYNAZENON』 第11話 「果たせぬ願いって、なに?」
https://dynazenon.net/
やはりシズムがラスボスか。なるほど。「怪獣優勢思想」は怪獣が存在して、かつ怪獣とつねにつながっていた。ですから死の理を曲げ現代へ復活した(これは怪獣使いのガウマも一緒)。だが怪獣がいなくなった/つながれなくなると人間に戻る。一方ガウマはすでに5千年前、怪獣とのつながりをなくし人間へと戻った。ゆえ怪獣がいなくなれば死亡するのね。過去に人間になったゆえ――。

おそらく「SSSS」シリーズの定石は、世界Aへとやってきた世界Bのストレンジャー(来訪者)が世界Aの登場人物と出会う → 最後にストレンジャーは去る……っていう流れだよな。前作がアカネで今回はガウマ。いずれにしろ死が近いガウマは衰弱して無力。シズムの相手はナイトだが歯は立たない。この状況でどうガウマを物語に引き戻し、「さよなら」をさせるか? 期待してます。

■2021/06/12/土
地元のシネコンいったの約2ヶ月ぶりだったよ。

『漁港の肉子ちゃん』

まあまあ。これは大人向きであって子供向きではない。まず原作の西加奈子の小説が「きわどい」。劇場に子供連れもいたが、無条件にアニメ = 子供へ配慮しているっていう解釈はあぶないぜ。観る前に調べろ。

美術とか、作画とか、アニメとしての「よろこび」は十分。ただ物語としては平坦でヤマタニは皆無。そういう意味でも日常の機微を汲み取れる大人の作品。肉子ちゃんの圧倒的なパワーとすずやかな娘のキクリンとの対比が良い。

『Mr.ノーバディ』

まさしく、なめオジマシーン(なめたオヤジがじつは殺人マシーンでした)系作品。地味で平凡なオデンカークがわりと自業自得で過去の自分を取り戻し、ロシアンマフィアをボスから組織までボコボコにします

本国では続編制作がうかがえるぐらいの好評。現在みんなが求めている映画って、我慢のご時世に「スカ」っと「ストレス」を吹き飛ばしてくれる作品よな。相手をボコボコにするけれど、自分も結構ボコボコにされるところが好き。

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』 第12話 「Refrain -私の使命-」
https://vivy-portal.com/
もう1回タイムリープできるドン! AI中枢司令塔の「アラヤシキ」がヴィヴィに要求したのは、もはやAIに御守りされるばかりの人類を「生かすのか?」「滅ぼすのか?」 だがヴィヴィは寸前で迷い人類滅亡の引き金を引く。ヴィヴィが歌を唄う → マツモトがアラヤシキ/アーカイブの中枢に10話で垣谷が使用したウイルスを流す……計画完了? くわえて最後にマツモトの自己犠牲があるのかしら?

ヴィヴィが歌を唄う = 人類救済。これへと迷った展開はよくわからなかったな。「破滅の歌」が引き起す状況に「自身の歌を恐れた」って落し所か? ただ人間の善性も十分体験してきた彼女が人類救済――使命の維持に躊躇するのか? もちろん物語の組み立て方としては1度アラヤシキ/アーカイブの破壊に失敗 → 人類滅亡 → またタイムリープだ! って流れのためでしょうけれど。

『86-エイティシックス-』 第10話 「ありがとう」
https://anime-86.com/
ファイドおまえも消えるのか。共和国の範囲外へ出たシンたちスピアヘッド小隊の現在。もちろん描写されていないだけですけど、小隊のいまままでの激戦がウソだったような平穏な日々。人類に放棄され自然へと還った廃墟や自然の中を、5人 + 1体のロボットが旅する姿がうつくしい。物語の最後を飾る要素はシンから始まり、スピアヘッド小隊をつぶさに観察してきたファイドの記録映像。

たとえばダリヤたちが死亡したとき、気丈にふるまっていたアンジュが1人になって嗚咽する映像とかズルいと思うんだ。ファイドの破壊と同時にシンたち5人の生死は不明。でも5人が全部死亡したらば、物語は継続しないし、そもそも続刊でスピアヘッド小隊が生き残る事情はわかっている。ドキドキはしない。こういうのが「原作あり」作品の宿命。全部の情報のシャットアウトなんてできんしね。

『イジらないで、長瀞さん』 第10話 「センパイって体、硬そーですよねぇ/やってやりますよ、センパイ!!」
https://www.nagatorosan.jp/
自撮り → 地鶏の長瀞ちゃんの「かまかけ」に「エロ自撮」を想像する直人センパイの妄想力。スケッチの願いを聞き入れ、被服部/服飾部でコスプレをつくってくる後輩なんておらんやろ。結婚しろ。長瀞フレンズのたまり場になった、美術部のただれた現状(そーだそーだ)を重く見た部長が介入。文化祭の美術部の展示を勝負のネタに、直人と廃部を賭け戦う。長瀞ちゃんはセンパイに協力する。

「部内の活動妨害してたのおまえやんけ」は、おいておいて、長瀞ちゃんはセンパイが美術に真剣であった様子だけは見てきた。とにかく最後の山場。おそらく長瀞フレンズも協力するんでしょうけど、センパイは、どういう展示の方向性で部長と差別化するのか? 作品の傾向としては、この勝負で2週もひっぱる作風ではないし、あと1話(12話)はなにやんだろ?
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