古書店を営んでいた祖父を亡くした高校生が、突然に現れたトラネコと「本を助けるため」に冒険するファンタジー。
「神様のカルテシリーズ」を執筆している夏川草介氏の書いたファンタジーということで興味を持ち、読むことにしました。
この小説は、「本とは何か?」を追求していく物語ですね。
そして読んでいて、川村元気氏が
「億男」でお金とは何か?
「四月になれば彼女は」で愛とは何か?
を描いた小説を思い出しました。
では、本とは何か?それは、
本は知識とか知恵とか、価値観とか世界観とか、いろんなものをあたえてくれる。でもそんなことよりももっと大切な、
『人を思う心』を教えてくれる。
ということなのかな。。。
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