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2021年04月30日23:35

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だから必要なんだってば! … 繭さん・岡田茜さんほか4組(4月25日@川崎)

“コロナ禍”2度目のゴールデンウィークであります。確か昨年もそうだったような気がするのですが、ことしのそれも、また同じように「緊急事態宣言危険・警告」なるものが発出されています。もっとも、今のところは地域限定というのが昨年から変わってはいますけれど。

一方で何も変わってないと思われるのが、生身の人間を相手にしているとは思えないような、上から目線満載の“要請”の数々禁止。しかも、ときとしてお間抜けな方向に進化しているようで、「遊園地は無観客営業をexclamation ×2」といったくだりは、どこの世界のジョークかと思うくらいのシュールさがあります。。いずれにしても、どこかの都知事とか首相とかいうひとのアタマの中は、「文化=オリンピック」であって、そのほかのあらゆる文化や生業は潰れても知らん!と本気で思っているのかしらん???

落語という伝統芸能を支える演芸場が「社会生活に必要だから開催を続ける!」と、ついに反旗を翻したニュースが話題になりました。結局はさらに強硬な圧力がかかって、5月1日からはしばらくお休みになるようですがふらふら、この“反旗”の重み、社会全体でわからないかなぁ…。まわりまわって皆さんに影響するのですよ。。



閑話休題…

知名度という点では演芸場には及ばないかもしれないけれど、例によってこちらの定期フリーライブも、けなげに“反旗”を翻し続けています。

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ということで、3度目の「緊急事態宣言」に突入した4月25日の、川崎銀座街のバスカーライブ。最近の傾向として、各組1回しになる代わりに出演組数を増やし、このご時世の貴重な彩りにならんとされているようですぴかぴか(新しい)
6組のうち、有坂ともよさんと高田慶二さんのユニット「オルタード」のお二人がお初NEW。これ自体も意外でしたが、サポートギタリストとして当日記でも何度も登場されている高田さんはともかく、ともよさんのほうはサポートとしての1回きりの登場のようで、もっと意外感がありました。。ツイッター等々のSNSの影響なんでしょうかね…。準リアルタイムで動向が掴めてしまいますから目

(有坂ともよさんの登場回:2016年10月15日@井荻)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12212013562.html

この時のメインの演者さんは、岡田茜さんと小平加奈さん。お二人の“保護者”っぽい書き方になっています(笑)。


ちなみに、この銀座街商店街、JR川崎駅東口と京急川崎駅からほど近い場所ですから、多摩川の鉄橋は渡っていて神奈川県のエリア。つまりは「緊急事態宣言」の対象外地域(「まん延防止等…」の地域ではありますが)。したがって、“大盛況”とまでは言わないまでも、それなりに人だかりがみられます。こういったものに、すぐ「密だexclamation何してるexclamation & question」ときそうなのは想像できますが、昨年のこの時期とは違って、経験知の方が役立つ気配がします。。実際、この定期ライブは、神奈川県独自のコロナ感染通知サービス(LINE)の対象箇所ですが、かの厚労省アプリを含めて、感染報告等々は来たことがありませんし。


それでは、貴重な彩りの場、スタートさせましょう。

1番手は、当日記ではかなーりお久しぶりの上保美香子さん。こちらのように約3年ぶりであります。

(2018年6月9日@川口)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12384013694.html

この3年の間にお子さん誕生を経たこともあってか、お美しいままで更にまろやかさが増した印象のステージですハート達(複数ハート)。コロナ禍の中…、いや、こういう時期だからこそ、ふわりとした空気感を醸し出す意味も、また増してくる感じ。あまりにお久しぶりすぎて、唄を聴いてすぐ「あ、この曲!」というレベルに達しないのが申し訳ないところですが、いずれにしてもホッとできる空間を築かれていたのは確か。頂いてきた音源「Present」を改めて聴くと、お部屋の中であってもさわやかになる感じがしますウインク


2組目にオルタードのお二人。ジャズユニットとしての活動ですので、当然の如くスタンダードナンバーがセットに並びます。シックな装いのともよさんと、本当に自然体の高田さんのステージは、ミディアムテンポの名曲とともに純粋な心地よさが届く感じ。普段からこういったものが街角に響く光景が、本当はもっと近くにあってほしいけれど、ちょっと手を伸ばせば届く環境というのが、大事なことだと思うのですウインク
さきにともよさんを“保護者”と書いてしまいましたがm(_ _)m、実際の立ち居振る舞いもとっても上品という感じぴかぴか(新しい)。あぁ、なるほどという感じだったでしょうか。夜公演のために早めの撤収となり、ご挨拶できなかったのが心残り…。


3組目に松岡里果さん。ゴールデンウィークのこの時期になって、ようやく「ことし2度目」という方が出てきます。こういう書き方をしていると、コロナ禍の中で、当日記筆者の行動パターンも随分と変わってしまったな…と、ふと思います。「出動」するのに、以前と比べると“ひと踏ん張り”の動機付けが必要な感がするのかな。
とはいえ、その“ひと踏ん張り”を経ると、このひとのお馴染みのステージパターンである、高田慶二さんとの2人編成のパフォーマンスが展開されているわけで。出動するほうもそうですが、それ以上にコロナ禍の影響を受けているであろう演者さんにとっても、目の前で展開される演者さんと聴き手との関係が、本当に貴重なものなんだなと改めて感じる時間。キャリアを重ねられたからこそ、一言一言に重みが加わりますぴかぴか(新しい)
それを知っているひとが多いのは、物販の列の長さをみると、さらによくわかります。里果さんとの間ならではの丁寧なやり取りに、そのときだけでも“コロナ禍”であることを脇においておけるのかもしれませんるんるん


さて、4番手は岡田茜さん。今頃あけおめ…というか、ことし初登場。怖い怖い物販の嵐をやり過ごせず…げっそり、いや、エンターテイナー(芸人とも言う…笑)茜さんの本領発揮です。
ちなみに、今回の“被害報告爆弾”は、こちら…

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横浜赤レンガ倉庫を舞台にしたフォトブック。いや、やっぱりきれいだわ、茜さん目がハート

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そして、6月5日の繭お姉さまとの“スナック企画ワイングラス”のチケットチケット。ゲストにはなんとmarinaさん…。
確かにmarinaさん、繭お姉さまの爆笑企画「天然祭りあっかんべー」にも呼ばれたことはあるとはいうものの、普段はあまりなさそうな組み合わせ。。さて、どうなりますことやら。

あ、ちょっと脇にそれましたm(_ _)m
「夕方からにわか雨雨」という予報がぴたりと当たり、茜さんのステージのところから雨がぽつぽつ。どなたか雨女さんがいらっしゃるのかどうかはともかく、ちょっと曇ってきた空に対抗すべく、5曲セットのうち、前半に「カッコ悪くたっていいじゃない」→「tututu」→「恋するマルガリータ」と、幾分飛ばし気味にされていました。振りが付いている曲では、このあと登場のAilaさん・繭さんとの3人ステージで聴衆のテンションを上げていきます。まぁこういうテンションが高いシーンがあっても、コロナウイルスに感染したなんて話は聞きませんから、気をつけてやる分にはもう解禁していいんじゃない??と思ったりウインク。これだけステイホームだのと騒いでいる割には「オリンピックはできる!!」などと宣っていらっしゃるわけですから、偉い方々は…。


トリ前5番手には、当日記ことし2回目のAilaさん。前回登場時と同じく、サポートピアニスト古賀弘史さんとの2人編成。そして、漫才の間にうた?なステージであることも、前回登場時と同じ(笑)。
でもって、書くほうも同じようなことを繰り返してるような気はするのですが(^^ゞ、どこかに閉塞感がある昨今の状況を、どうやったらその場だけでも和らげることができるのか、ちゃんとわかっているステージです。安心感といったところでしょうかウインク

一応、ご本人から“合格指でOK”を頂いたので、物販の時のスナップを…。還暦などといじられたりもするみたいですが(笑)、2番手の有坂ともよさんのそれとはまた違った上品さが漂います手(チョキ)

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そして6番手。最後を締めるのは繭お姉さま。こちらもこの日が今年の初回。あけおめ状態であります。
でもって、お姉さまの番になると、先程のにわか雨はぴたりと止んでいます。こういうのもネタになるのかしらん。いつぞやは全く逆で、お姉さまの番のときに嵐っぽいシチュエーションがあったような気もしますけれど(笑)。

この日のセットは、「君のカラー」→「さよなら今逢いたいひと」→「明日の夢」→「ありがとうを伝えたい」の4曲+中間にカバー1曲というもの。賑やかな曲としっとりしたものとが交互に来る感じ。そのどちらもいまは重要で、そしてそれがその場で伝わっていくことが貴重なものであることを、このひとも説いていかれます。雨がやんで幾分ひんやりした風が吹いてくる中、6組で4時間という長丁場を無事に走り終える安堵感とともに、このひとの気遣いたっぷりのステージで締めていく銀座街のステージですぴかぴか(新しい)。あ、もっとも当日記での次回の繭お姉さまの出番予定は、5月4日はみどりの日のシリアス&爆笑企画。久々の爆笑企画はなんと「学力テスト」。この振り幅の広さに目をみはる、繭お姉さまの25日の出番なのでした。


またも「ステイホーム」であるとか「不要不急の…」などと叫ばれていますが、少なくとも「必要」ですから、多様な文化はexclamation ×2
けなげに“反旗”を翻す演者さんやスタッフさんに感謝なのです。ありがとうございましたぁわーい(嬉しい顔)
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