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2021年04月06日01:21

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久々の観劇・懐かしのアルバムと貴重な情報

写真は順に
*「キレキレたぬきとトコトコきつね vol.2」チラシ
*五輪真弓「時をみつめて」レコードジャケット(1974年)

神楽坂の「光鱗亭ギャラリー」にて
「キレキレたぬきとトコトコきつね vol.2」の千秋楽公演を観劇。
芝居と朗読劇の2本立て。
1部「キニサクハナノナ」(作・小川未鈴)はお芝居。
客入れから、静謐な空間の舞台上で本を読む女性が座っている。
客電が消えて、青年が舞台奥の扉から入って来た。
ここで待ち人があるらしい。
その「ここ」とはどこだ…なんだかここまで来るのが大変だったようだが。
青年は待ち人が本当にここに来るのか心配で、何度も読書女性に尋ねるが彼女は「大丈夫」だというばかりで、さっぱりここがどこなのかわからないまま。
そこへ、客席の後ろから身体の効かない老女たま子がヒィハァしながら登場。
ところが「ここ」に入るなり、ピンシャン、元気になる。
おや、ここは一体?
「ここ」はあの世とこの世をつなぐ部屋だった。
待っていた青年は桑島と言い太平洋戦争で南の島に派兵され、その地で帰らぬ人となっていた。
二人は若い頃にお見合いをし惹かれあったが、婚約前に桑島に召集令状が届いたので結ばれなかったのだ。
桑島は思い人への気持ちを絶てずに戦地で散ったために思いがずっと残っていたのだ。
純情な青年の心が、当時の多くの若い兵士の心情を反映しているようだった。
さてたま子はというと、なんとこの世に戻されてしまう。
「まだその時ではありません」ですと。
部屋を出た途端に老女の身体に戻って、またもやヒィハァ言いながら去って行くのであった。
この話、割と好きだ。
キャストも3人とも素敵だった。

2部は朗読劇。
紺野相龍さん、お疲れ様でした。
朗読劇『穴に集えば』
4人のキャストが4様の思いで深々と下に開いた洞穴の前に立って語り出す。
投身自殺しに来た男1、失恋のたびに思い出を穴の底に捨てに来る男2、ケービングが趣味の女1、洞穴を管轄する市役所の女2。
男2」は、なんですかもう完全に若い男性キャストに当てた台詞だったのだが、紺野兄さま、シャカリキに頑張っておられましたな〜。
齢70の男の台詞では到底ない(笑)
いったいいくつまで失恋して傷ついてんだよ、しかもセリフが完全に若者言葉。
そういう意味で非常に面白かった。
擦ったもんだの挙句、4人4様に納得して穴から去って行くが、この物語も中々良かった。

五輪真弓の「時をみつめて」(1974年)というアルバムがたまらなく好きだ。
高2で知人からカセットテープで聴かせてもらってからファンに。
あの頃は私の中ではユーミンなんて目じゃなかった。
アルバムはCD化もされているようだが、マーケットに出ない。
Amazon musicで音源を見つけたのでダウンロード、最近ヘビロテで聴いている。
激しく懐かしい…大学受験の頃にも夜中によく聴いてたっけなぁ。

で、

この内容をFBにUPしたら、舞台の音響をされてるK様より耳より情報をゲットexclamation ×2
Liveアルバムの「冬ざれた街」は深町純、ポンタ、大村憲司、石川鷹彦というラインナップ
というではないか〜〜〜exclamation ×2
これはもうレコードしか無くても、探して買うしかない、絶対欲しいexclamation ×2
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