今の時期、ひたすら来年度の予算を立てる。
まぁ、あれこれとめんどうくさい仕事ではある。
俺が働いている世界は、予算主義というものがとられていて、それなりに手間はかかる。
今いるシャインさんの給与、社会保障、その他もろもろ。常勤の人はいいけど、非常勤の人は過去数年の実績を引っ張り出してきて、これくらいかなぁという予想をたてる。
今年度はまだ終わっていないけど、今年はコロナもあって例年と動きが違うからなぁ、と1月までの経費を元帳で確認して、ひと月当たりの平均を出し、それを×12にして、いつもとどれくらいちがいがあり、それはどういった要因によるのかを考える。
アルコール消毒とかマスクとか大量に仕入れているからね。保健衛生関係は、例年の倍くらいの経費になっていた。反対に減っている部分もあるし。
今後、コロナがどうなってくるかわからない。だから今年をなぞればよいというものではないんだよなぁ。
そこに判断が入ってくる。
来年度の収入、支出を出して収支を見、どれくらい次年度に繰り越すか・・・。他に大きな変更、というかたとえば修繕であったり、構築物の購入、変更はないか、などなど。
「その日暮らしで生きてっちゃ、ダメなんですかねぇ」
会計事務所の人にぼやくと、
「補助金全部返上して、事業としてやればいいんじゃないですか。税金が入っているから、いろいろ厳しく考えないといけないんですよ」
たしなめられる。
一通り、組みあがった後で、エライ人に見せて相談する。
父が退き、この人がきたあたり、けっこういろいろあったよなぁ、なんて思う。
実際、違う世界の人だから、俺から見て「それはおかしいでしょ」という場面多々みられた。グループ内と比較して、人件費が高すぎるから、俺も含めてシャインさんを減給しろ、とかね。「いやいや、人数がちがうだろ」こいつは俺は排除したいのか、とやりあったりもした。
その過程ではいろいろあり、いつか落ち着いたら回想録でも書こう。まだ終わってはいない話だ。
「私、言い方きつかったですか?」
当時、やりとりを横で聞いていた会計事務所の人聞いたことがある。
「べつにきつくはないですけど。shu1さんって、やっぱりカウンセラーなんですよね。一歩引いた感じで、たんたんとしゃべるから、誰の話をしてるんだ、って相手はいらだつのかもしれません」
うーん。
俺がたんたんとしゃべるのは、別にカウンセラーの勉強をしてきたからではないし、俺としてはけっこう熱くなってしゃべっていたつもりだったんだけどね。横で見ているとそうは見えなかったようだ。
まぁそれは別の話。
当時やりあっていたエライ人に、俺は今でも頭を抑えられていることになるんだけど、それは組織である以上、別にどうこう言う話ではない。
その人と、予算を通すために協調しているというのが、なんとも不思議な気がしたものだ。今じゃ そのおじさん、というかおじいさんか、ともう一人のsさんと三人で話し「この三人でまわしてくしかないんや、ワレェ」(1月27日の日記参照)となっているのも、なかなか複雑ではある。
今後もやり合う場面は、多々あるだろうし、それが仕事というものだ。
とりあえず、これで第一段階はいってみよう、となり、昨日は仕事を終えた。
来週、常任ヤクイン会、その次のヤクイン会で、まぁ通らないということはないだろう。多少の変更はいわれるかもしれないけど。
仕事を進めるというのは、なかなかたいへんなものだねぇ。
毎年の風物詩ではあるんだけどさ。
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