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2020年12月29日07:47

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「1975ソーテルヌ」ワイン会

【2020年12月28日】
第1,016回の定例会を開催しました。
場所:品川区大井のビストロ
人数:14名
会費:22,100円(食事代5,500円を含む)
ワインリスト:
1) 1975 Ch. d'Arche
2) 1975 Ch. Doisy Vedrines
3) 1975 Ch. Sigalas Rabaud
4) 1975 Ch. Clos Haut Peyraguey
5) 1975 Ch. Rabaud Promis
6) 1975 Ch. Rayne Vigneau
7) 1975 Ch. Coutet
8) 1975 Ch. La Tour Blanche
9) 1975 Ch. Suduiraut
10) 1975 Ch. Rieussec
11) 1975 Ch. Climens
12) 1975 Ch. d'Yquem

個人的な好みでは、
☆☆☆☆ 12
☆☆☆   1,5,7,8,9,10,11
☆☆    2,3,4,6
☆  
でした。

今年9回目の☆☆☆☆が登場しました。(以前は2/10, 3/30, 6/22, 9/7, 10/14, 11/20, 11/30, 11/30)

12)は、赤ワインかと思えるくらいの濃いマホガニー色で、紅茶や貴腐やハチミツや燻製や熟したリンゴの香りと、甘いキャラメルやオレンジやハチミツやマーマレードや金柑のコンポートの味わいでした。凝縮感と強い粘度のある、甘みと酸味のバランスが取れた、舌触りが滑らかで余韻が長い、素晴らしい熟成ワインでした。
このワインは、コルクがかなり陥没していて、かつ緩くなっており、コルクを引き上げることができずに、やむを得ずコルクを瓶内に押し込んで、すぐにデキャンタージュしました。
常識的には、危惧すべき状態であったのですが、そういったことは味わいからは微塵も感じられませんでした。尤も、コルクの状態の良いものは、もっと素晴らし味わいなのかもしれません。

11)は、今年12/2にも飲んでいて、その時は☆☆☆☆でもおかしくないとしつつも、このYquemと比較する機会が控えていたので、☆☆☆に留めていました。今回比較してみると、風味の複雑さや調和という点で、Yquemにははっきりと差をつけられていました。

全体的には、期待を大きく上回る、満足度の高い会でした。
状態の悪いワインはなく、通常の会に比べて、どのワインも評価が1段階ずつ高めになりました。
共通の印象としては、甘み自体は予想より強く残っていたものの、貴腐香は予想よりも控えめでした。
年末を飾るにふさわしい、贅沢な会でした。

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