「ボルドー古酒」ワイン会

【2020年12月21日】
第1,015回の定例会を開催しました。
場所：港区虎ノ門のフレンチ
人数：14名
会費：22,600円（食事代5,500円を含む）
ワインリスト:
1) 1962 Ch. Rouget
2) 1962 Ch. La Lagune
3) 1962 Ch. Troplong Mondot
4) 1961 Ch. Pontet Clauzure, Saint-Emilion
5) 1961 Couvent des Jacobins
6) 1961 Ch. Saint Pierre
7) 1961 Ch. Troplong Mondot
8) 1959 Ch. Dillon, Haut Medoc
9) 1959 Ch. Malmaison, Moulis
10) 1959 Ch. La Lagune
11) 1955 Ch. de Sarpe, Saint-Emilion
12) 1947 Ch. Soutard, mis H. Grafe-Lecocq & Fils

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　　 7,10
☆☆　 　　 2,3,5,6,8,11,12
☆ 　 1,9
でした。

7)は、甘い紅茶やチョコレートやキャラメルや腐葉土やマッシュルームの香りと、甘い紅茶やチョコレートや森の下草やブラックベリーの味わいでした。舌触りが滑らかで余韻が長い、素晴らしい熟成ワインでした。

10)は、甘いチョコレートや木樽やナッツや腐葉土の香りと、木樽やチョコレートや腐葉土やブラックカラントの味わいでした。ふくよかなボリューム感と強い粘度があり、風味が複雑な、これも素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、ほぼ予想通りのレベルでした。
これだけの年代物にもかかわらず、品質が劣化したものは1本だけでした。
それ以外のワインは、60年前後の熟成を経た、妖艶な香りが楽しめました。
そうは言っても、ピークを遥かに超えたワインばかりなので、後味のざらつき感が気になるワインも多数ありました。
こういう古酒は、味わいよりも香りを楽しむものなのかも知れません。