mixiユーザー(id:24948569)

2020年11月29日23:31

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kawasaki BALIUS 足回り

 購入当時の前フォークのインナーチューブとリヤサスのロッドには、見ただけで使用不可と判断出来るくらいの錆が発生していた。なので双方共に中古品を購入。
 フォークAssyは少し磨いてシール交換すれば使える物と、リヤサスはNSR250R MC18のドカルボン・サスを入手。



 MC18のサスはバリオス純正と比べてスプリング・レートで2kgほど硬い。平均よりも大分重い自身の体重もあるけど、ノーマル・エキパイのままでは確実に路面への接地が発生してしまうのでどうせ替えるならと。当然そのままでは付かないので改造する。

 上部取り付けは両側に平ワッシャーを各一枚ずつ挟み込んで隙間調整して取り付け出来る。下部取り付けはコの字に変更しないといけないので、バリ・サスのコの字を使ってロッド取り付け部の穴を拡大(MC18サスのロッドの方が太い)した上でMC18サス用にサイズ・アップしたナットを溶接取り付け。全長を調整して組み立てて車体に取り付けた。

 期待しながら実際に走ってみるとここで問題発生。動きが物凄く固い。硬いでは無く固い。レート・アップしたからだけでは無い尋常じゃない固さ。3〜4年前にO/Hしたと説明にあったけど、これは何かやっていると思い分解してみたら伸び側減衰を行うシムが増やされていたのを確認した。しかも常識を越える範囲で(汗)。その上入っていたオイルがこれまた硬い。純正状態では無い事を確認したけど元に戻すにもパーツが無いので、仕方なく純正オイルだけ交換してとりあえず組み上げた。

 後日出品主に確認した所、『O/Hは店では無く知り合いに頼んだ』との事。個人でリヤサスのシール類って普通は取れないので、恐らくだがオイル交換と【減衰力調整】をしたのだと思われる。嘘…とまでは言いたくないけど真っ当な情報でも無かった事に落胆しつつ、オイル交換で多少はマシになったので暫く使う事にする。今後は使える他のサスを購入するか、現状のサスに適当な部品を組んで組み直す事になる。



 対してFフォークは純正を使用。インナーチューブの錆取りとシール交換を行ってオイルはモトレックスの15番。油面高さとプリロード共に約10mm上げてある。現状のリヤサスに合わせいく過程での暫定だが。

 バリのstd前後サスはそれほど硬くはないけれど、しっかりしたコシが有ってバランスも良い。なのでMC18サスを入れた時点でフォークにはゼファー400のスプリングを仕込むつもりだったのだが、サスの件があって保留中。リヤサスが真っ当になってから再試行の予定だけれど、今の段階で必要性をあまり感じていない。焦って購入しなくて良かったかも。



 リヤサスの伸び側の減衰強さが気になるものの、乗り辛いとかはあまり無い。タイヤが細い(250ccでは普通だが)ってぇのと車重が軽いからだろう。
 あと、バイアスからラジアルに変更したタイヤでの変化も大きい。バイアスが01 specRだったので、ラジアル・タイヤでの重量の軽量化は殊更だ。



 これから詰めていく部分はまだまだあるけれど、現状でも乗っていてストレスを感じる部分はほぼ無い。ベストを探っていく好奇心と期待が有るだけだ。吸・排気系と足出しがそこそこ出る前は不満も有ったけど現在は純粋に楽しめている。ちょっと予想外や予定外があって今シーズン中に思った所まで行けなかったけど、どのようにするかはハッキリしているので来シーズンに楽しみは持ち越し。
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