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2020年11月07日11:59

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雨でもないのに、映画2本。

5日、そろそろ終りそうなので見逃さないようにと、身過ぎ世過ぎは休んで映画じゃ映画じゃ。
まず、新宿バルト9で、「みをつくし料理帖」。
角川さん、プロデューサーとしてはこれでもかとアクの強い方だが、監督をすると途端に淡白になる。
従って、今までの角川監督作品は、どれも、何だかなぁ、だったが、本作ではその淡白さがプラスに働き、良質の人情劇になった。
更に今様のノウハウ物の要素も入れ込み、人物の想いも押さず引かずで程良きバランス。
欲を言えば、吉原が主要な舞台になるも、淡白さのせいでエロスが皆無。何度も“地獄”と言い表せる、それと呼応する“エロス”があれば、最後の再会、面を取れない切なさの選択もと。あくまで個人的な感想です。

次、テアトル新宿で、「クローゼット」。
予告を見ても、飛び降り自殺をした女子大生の実話から発想という情報からも、暗そうだなァとパスするつもりだったが、プロデューサーの美斉津さんから、是非にの御案内があり。
見終わって、いや、面白かった。
ある事情で婚約者と別れ、行き場のなくなってしまった主人公が、誘われるままに始めた“添い寝屋”。SEXを介さず、ただ話し相手になり添い寝をする。
そこで出会う顧客の女性(時にはゲイの男性)達の、様々な心模様。
絶望のヒロインの、“悲劇”と“夢落ち”、どちらを取るかは観客に委ねられたか。
終映後、美斉津さんから宣伝を頼まれたので、#張っておきます。写真は、観客一人一人に手渡しされた出演者からのメッセージ。
#クローゼット
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