土屋ざる菊園

11月に入ると萬霊節の歌詞にある通り、最後の花ということになります
秋の花なら菊ということで、例によって神奈川県下で菊を探して「ざる菊」なる
ものを見つけました
そういう品種があるのか、菊人形のように刈り込んでざる状にするのかわかりま
せんが、とにかくざるを伏せたようなものが並んでいる写真がありました

何ヵ所かそういうところがあるようですが、平塚市のものが一番アプローチの
便が良さそうです（それでも駅からバスに乗ってかなりあるらしい）
まぁ時間はたっぷりあるので、行って見ましょうと
幸い真澄の空はホンガラカに晴れて、風もない温暖な日和です

こんな好天ではまたまた老々男女が押しかけるのかと思いきや、バスはがらがら
本来なら神奈川大の学生で混み合うところ、オンライン授業なのでしょうか
しかし道は混んでいて、40分以上かかりました

着いてみると、ネットで見て想像したのよりはかなりこぢんまりした規模で、
いささか拍子抜けしました（これじゃ押し寄せないわな）
それでも地元の愛好家や土屋小学校の生徒さんたちが丹精込めた花壇ですから
仇やおろそかにはできません
去年の写真より若干間引いて植えてあるのは、これもソーシャル・ディスタンス？

鑑賞も撮影もあっという間で、すぐ近くの公民館では菊花展が行われており、
こちらの期日は今日までということなので、そこにも足を延ばしました
これまたこぢんまりしたものですが、大輪の菊の花はやはり見事で日本の花と
いう感じですね

40分ほどの滞在で、また神奈川大学キャンパス前のバス停から始発でガラ空き
のバスで戻り、平塚駅前手打ちそば相州で天おろしをいただきました
結構暖かな日だったので、冷たいそばが喉に心地いい

今年の花追いはこれにて打ち止めで、後は紅葉見物かな