「クレ・ド・セラン垂直」ワイン会

【2020年10月5日】
第1,004回の定例会を開催しました。
場所：港区北青山のイタリアン
人数：14名
会費：18,200円（食事代5,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1998 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
2) 1997 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
3) 1996 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
4) 1995 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
5) 1994 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
6) 1993 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
7) 1992 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
8) 1991 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
9) 1990 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
10) 1989 Savennieres Coulee de Serrant, Nicolas Joly
11) 1988 Savennieres Coulee de Serrant, Madame A.Joly
12) 1987 Savennieres Coulee de Serrant, Madame A.Joly

個人的な好みでは、
☆☆☆　 　2,4,9,11
☆☆ 　　 1,3,5,6,7,8,12
☆　 　　
でした。

全体的には、期待を上回る、満足度の非常に高い会でした。
共通の特徴としては、強いミネラル感と、ハチミツやオレンジやパイナップルやマーマレードの風味でした。
果実味の分厚いものが高評価になっていますが、そうでないものも味わいのバランスは非常に良かったです。
酸化していた1本（1989）を除いて状態は良好で、どのワインもまだ若々しさが感じられました。
それとは逆の話ですが、コルクの品質はあまり良くないように感じられました。この年代のものにしては弾力の衰えたものが多く、30年以上の長期の熟成には懸念が残ります。
私は、ロンドン在住時（1988〜1994）にこのワインを何度も飲んだのですが、その当時は全く良さが理解できませんでした。30年経って当時と同じヴィンテージを飲んで、自分の成長？を実感しました。