書く仕事

あるサイトで「私の旅日記」というテーマの日記の公募が始まったのは7/27〜8/23。
最優秀賞、ならびに優秀賞に選ばれたら下記のような賞金がいただけると言う。

最優秀賞　HIS旅行券2万円分/1名様
　優秀賞　HIS旅行券1万円分/3名様

それに気づいた私は賞金目当てで、ダメ元とばかりモロッコに旅した日記を応募した。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1959996482&owner_id=14108240

結果発表は9/25
でも選ばれた人には個人的に早めに連絡があると言う。
ふう〜ん。
それじゃあ20日ごろまでに連絡がなかったら選に漏れたってことかな。
それにしてもまだ先の話だわ。

だけどこういうのは宝くじもそうだけど、待ってる間が楽しいものなのよね。
だから20日ごろまで楽しめるってことだわ。
そう思ってたら9月になったばかりの一昨日、事務局から優秀賞に選ばれましたと言うメールが届いた。

＞厳正なる審査の結果、春の虹さまの日記が大変素晴らしかったため、見事、優秀賞を受賞いたしました！
誠におめでとうございます。＜

電車の中でそれを読んだ私は一瞬、最優秀賞を受賞したのかと錯覚した。
けれどただの優秀賞で、要するに3人いる優秀賞のうちのひとり、つまり2位と言うことである。

なーんだ。

ちゃんと優秀賞と書いてあるのに、最優秀賞に選ばれたのかと思う様な文面だっただけに、危うくぬか喜びするところだった。(笑)

めでたさも
中くらいなり
おらが賞

何しろ2万円の旅行券と1万円の旅行券の違いは大きい。
けれどいずれにしてもそれだけで旅行に行けるわけはない。
とは言え、せっかく頂いた旅行券。
無駄にはできない、したくない。

そしたら絶対「じゃあ、どこに行こうか」となるよね。
HISの作戦としてはなかなか上手いし、企画は当たりだろう。


この賞は最優秀賞が1名、優秀賞が3名。
つまり1位と2位しかない賞の私は2位だから、ま、ぶっちゃけ最下位ということである(笑)

だから「めでたさも　中くらいなり　おらが賞」とパロったわけだけど、選者のコメントを読んだら一気に気持ちがハイになった。

「小説なみの文章に驚きです。ひょっとして書くお仕事をされてましたか？」

もちろん私はそんな仕事をした経験はない。だからこそ、そう言われた嬉しさに舞い上がった。
もし私が元プロの書き手だったら、きっとそう言われることが逆にすごく惨めだったと思う。
とにかく私にとってその賛辞は最優秀賞をゲットするより嬉しい一言だった。

こんなふうに、書いたものが一定の評価を受けるのはすごく嬉しい。
自慢ぽく聞こえたらごめんなさい。
(してるから仕方がないんだけどさ)

そしたら今度は「大人の休日倶楽部パス　思い出の旅行記コンテスト」のお知らせが。

今度は入賞者3人、賞金は3名全員1万円分のびゅう商品券とのこと。

ただし会員か、これから大人の休日倶楽部パスを購入する人に限るとか。
頭の中で1万円札が舞うが会員ではないし、入会予定もないし無理だ。

書く仕事をされてましたか？
イヤイヤ、「大人の休日倶楽部パス」なんて使ったことないし、書けないって。

書く仕事をされてましたか？
だから、投稿する資格がないってば！

書く仕事をされてましたか？
だからあ！

…それは隠し事だって