秋の木の実の話。僕がガキの頃子供に人気がありました椋(むく)の実。東京でも木は見るけど、知らない人多いよね。雑司ヶ谷の鬼子母神の支社?にも生えてる。
神社とかに生えてるそれなりに大きな木ですが写真にあるような実がなって、熟すると黒くやわらかい実になります。リンゴみたいなほんのり酸っぱい甘い味で、結構好きだった。タダで食えるし。僕の子供のころは買い食いなんてほぼないころで、山に入ってこんなの食べるのは楽しみでした。グミもあったね。桑は有名かな。
椋木は裂けやすいといわれてて、子供が落っこちる事故があったらしい。小学校から、椋食ったらいけません令が出たことを覚えてる。椋鳩十(むくはとじゅう)さんという詩人さんをおぼろに覚えてる。
緑色の硬い椋実を持って帰ると、母が米櫃に入れてくれた。いい感じに熟すのです。母も喜んで食ってた。
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