夏の絵日記発掘

　がらくたの中から出てきた五十数年前の小学校二年の夏休み絵日記。
　なんでこんなものと思ったけど、友人の話でタイに旅行したときカブトガニを食ったらしい。うへっとなったけど、九州の小さな漁港では意外にありふれたものだった。
　観光地だったのであちこちに旅館が多かった。アップした絵は、そんなどこにもある旅館の水槽。ここは日浦屋という老舗だけど今はない。この水槽に、カブトガニがいた。よく覚えている。黒っぽいのは名前は知らんがサンショウウオっぽいグロな奴。
　イセエビに気を取られ、ここだけ細かく書いてる。子供はむらっ気だねー。
　夏休みの日記なのに数日分しかない。兄のらしい字も少しだけど混じってる。ネタもいとこの女の子が来た時のが半分。結構インチキしてるなー。