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2020年07月30日06:38

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カモ

高町池に羽を怪我してゐたりで、みんなについていけない鴨が何羽か残ってゐます。この子もさうで、遊歩道の境の柵の下で、道に向って佇んでゐました。この子は黄色い脚、茶系の羽、そして何より嘴が鉛色で先っぽが黒いのが特徴です。羽の地味さからは雌であると思はれるのですが。

どうも調べるとそうとも云へません。鴨類には一般に雄が派手な色ですが、エクリスプスという夏羽の時期があり、この時期には雌同様に地味な夏羽になるさうです。地味になるのは派手だと目立ち、生存に不利だからと言はれてゐます。繁殖期は冬だけなので、派手な時期より地味な時期の方が長いのです。

渡り鳥の鴨は秋にやって来るので、日本でほとんど夏羽の雄鴨は見られません。この子は渡りが出来ずずっと日本にゐたので夏羽を見ることができたやうです。といふことで、この子は雌かそれともエクスプリ期の雄か、そしてマガモかヒドリガモか、他のカモか結局分からずじまいですが、ヒドリガモの雄かも。


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