夕べ、何だか眠れなくて、眠りについたのは多分2時過ぎ。そして、年のせいで、5時には目が覚めてしまったので、何だか眠い、と言うよりも気分がよくない……でも、今日は朝から映画3本。大丈夫かな、眠くならないかな……とりあえず、レッドブルは買っておこう。(爆)
今日は、シネマジャック&ベティで映画3本。
1本目は、
「恐竜が教えてくれたこと」
これは、アンナ・ウォルツによる児童文学「ぼくとテスの秘密の七日間」を映画化したもの。オランダの新鋭ステフェン・ワウテルロウト監督の長編デビュー作となる。
夏のバカンスを楽しむため、家族とともにオランダ北部の島にやって来た11歳のサム。この世のすべての生き物がいつか死を迎えることを知った彼は「地球最後の恐竜は、自分が最後の恐竜だと知っていたのか」という哲学的な疑問に思い悩み、末っ子の自分はいつか一家の最後のひとりとなる事を恐れ、孤独になる練習をするのだった。
そんなある日、サムの前に、ちょっと変わった少女テスが現れ、そんな彼女に次第にサムは魅かれていくのだった。
母親とふたり暮らしのテスは、不在の父をめぐる重大な秘密を抱えており、そんな彼女のある作戦にサムは協力するのだが……
これは、11歳の少年が、人生に悩み、生きて行くと言う事を知る一夏のドラマ。
ちょっと風変わりだけど、生まれ、そして死ぬと言う、人の一生を子供目線で考え、人生について考える良質のドラマ。
でも、邦題はちょっと奇をてらいすぎていて、この内容なら、原作タイトルの「ぼくとテスの秘密の七日間」の方がよかったなぁ……
2本目は、
「ふたりのJ・T・リロイ」。
これは、2000年代半ば、全米の注目を集めながらも、架空の存在であることが判明し、大スキャンダルとなった作家“J・T・リロイ”の事件を、リロイに扮したサヴァンナ・クヌーの視点で描いたもの。
サンフランシスコ。サヴァンナは、シンガーの兄のパートナーで作詞を担当するローラと出会う。ローラは密かに小説を書いており、“J・T・リロイ”という架空の美少年名義で出版された「サラ 神に背いた少年」はベストセラーになっていた。
そんなローラに頼まれ、男装してJ・Tに扮するサヴァンナ。最初は遊び半分だったものの、やがて小説の映画化が決まり、ハリウッドやカンヌで大勢の観衆の前に出続けるうちに、サヴァンナはJ・Tとして出会ったフランスの女優、エヴァに本気で恋してしまうが……
“J・T・リロイ”事件を、サヴァンナの視点で解き明かす、と言うのが本作なのだが……やはり、この事件は仕掛け人のローラを描かないと締まらない。
事件自体は、以前、ドキュメンタリーの「作家、本当のJ・T・リロイ」を観ていたせいもあり、この事件をラブロマンスに落とし込もうとした本作は、やや物足りなかった。
3本目は、
「最高の花婿 アンコール」。
これは、本国フランスで2014年年間興収成績1位を記録した異文化コメディ「最高の花婿」の続編。
フランス・ロワール地方の名家ヴェルヌイユ夫妻には4人の娘がおり、それぞれ結婚相手として選んだのがアラブ人、ユダヤ人、中国人、コートジボワール人と外国人ばかり。
一家は、新たな問題に直面。移民であるためにパリでの生活や仕事の中で偏見などの問題に直面する婿たちが海外移住の計画を立てていたのだった。家族がバラバラになることに心を痛める母マリーは、ある作戦を思いつき……
やはり、多民族国家となりつつあるフランスだが、やはり中華思想の本家本元のようなフランス人だけに、外国や外国人に対するディスり具合は強烈。
もっとも、その強烈さを自覚しているからこそコメディになる訳で、国を追われたアフガニスタン難民までもが、「こんな国にはいられない」と言い、ヴェルヌイユ家の義理の息子の4人の外国人がいずれもフランスに見切りをつける、と言うのが今回の物語となる。
相変わらずよく出来たコメディで、今回も笑わされた。
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