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2020年06月16日00:05

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日曜は……

 日曜、今日も雨だし、川崎で映画。

 電車で移動中、周囲の視線に気づく……あ、マスク忘れた。

 取りに戻る余裕なし、さて、どうする?
 東急ハンズには多分ある、だが、今日の映画はTOHOではなく109だ。どうしよう?……と悩んだが、マスクは相鉄・横浜駅の売店で購入する事が出来て一安心……なるほど、もう品薄は解消したんだな、と。

 あー、しかし、最近、中国製ばかりつけていたけれど、さすが国産、値段は高いが質は確かにいい。なるほど。

 今日の映画、1本目は、109シネマズ川崎で、
 「その手に触れるまで」。
 これは、昨年のカンヌ国際映画祭で監督賞に輝いたダルデンヌ兄弟の社会派ドラマ。

 ベルギーに暮らす13歳のアメッドは、ゲーム好きな普通の少年だったが、今は、イスラム教原理主義に夢中。小さな食品店の二階のイスラム礼拝所(モスク)の導師の元に熱心に通っている。放課後クラス(=学童保育)のイネス先生とのさよならの握手を、「ムスリムは女性に触らない」と拒否し、飲酒する母親を「飲んだくれ」と罵倒するようになる。
 やがて、イネス先生を背教者と見なし、殺害を試みたアメッドは少年院へ送られることになるが……

 これは過激な宗教思想にとりつかれた少年の姿を描き、人を幸せにする為の宗教が、如何にして人の心と、生きて行く喜びを奪い取って行くのかを描く映画。
 ここでアメッドの人生を狂わせるのは、宗教だが、これは決して宗教に限らないだろう。権威への追従と献身、そして、自分で感じ、考える事を放棄し、誰かの作り上げた理念に判断を委ねる時、誰もがこうなる可能性がある――自国や自民族に対する根拠のない優越感が生む排外主義や、その根底にある差別感情……そうしたものも同様の結果を生み得るのだ。

 ただ、映画は唐突に始まり、終わる。
 映画は、過激思想への傾倒の理由や、悲劇の結末を描かない。謂わば、起承転結のうち、承と転だけを見せられているようなもの。
 その狙いは判らなくもないが、せめて結末だけは観たかったように思う。

 映画の後、「いきなりステーキ」で昼食。
 まだ特典がある、期限は6月一杯なので、使わないと。
 フォト
 今日は、リブロースの300g、それに生ビール――これがタダだ。
 あ、「いきなりステーキ」はまだクーポンが¥3000円分あり、これの期限も7月26日まで。機会みつけて食ってしまわないと。
 
 2本目は、チネチッタで、
 「15年後のラブソング」。
 これは、人気作家ニック・ホーンビィの小説を原作にしたロマンティック・コメディ。
 出演は「ピーターラビット」のローズ・バーン、「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホーク、「モリーズ・ゲーム」のクリス・オダウド。

 イギリスの海辺の町で、小さな博物館の館長を務めるアニー。結婚はしていないけれど、大学教員のダンカンとは出会って15年、長く同棲しており、周囲からは落ち着いたカップルと見られている。
 そんな日々を過ごすうち、アニーの元に一通のメールが舞い込んでくる。送り主は、タッカー・クロウ。彼は、ダンカンが心酔し、未だにファンサイトを運営している’90年代に表舞台から姿を消し、今や行方知れずとなっているオルタナティヴロックのミュージシャンだった……

 これはオトナになれない大人の物語。
 「父の代わりに……」、「妹の面倒を……」と言い訳をして、子供を産み、家庭を持つと言う決断を先延ばしにして来たアニーと、何時までも少年のように、無邪気に同好の仲間と遊んでいるダンカン……ある意味で“噛み合って”しまったカップルの描写は、これまた痛いと言うか何と言うか……まぁ、現在はこんな中年、ごろごろしているようにも思うのだけど。
 青春と言うのは何時か終わるから美しいのであり、それを何時までも続けると言うのはちっとも美しくないばかりか、淀んでいくばかり。
 そんな日常を、破天荒なアメリカ人がぶち壊して行く、と言う物語。

 面白い話だけど、キャラクターに新鮮味はなく、物語も概ね予想はつくもの。
 音楽の使い方は巧みで、特にタッカー・クロウを大人気歌手ではなく、オルタナのミュージシャンとする辺りのセンスもいいが、これは監督のジェシー・ペレッツが元ミュージシャンだったせいか……
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