第38回トーナメント準決勝で当たった。対局前の口上で永井さんが、平成の将棋界を
占う大一番と述べたが其の通り、勝った羽生五段は平成の覇者へ突き進む。
解説は大山戦と同じ森九段。この頃は羽生君という云い方をしている。タイトルを
獲得した辺りから羽生さんと改めたような気がする。羽生の通算勝率は7割8分という
高さ。
将棋は相横歩取りの激しい内容。お互いに大技を封じる渋い手も交えつつ、終盤は
攻め合い。詰みのあるなしの局面で飛車角総交換になるなど、視聴者にアピールする
将棋となった。何度見ても面白い。
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