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2020年04月29日07:18

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ドイツアヤメ

ヨーロッパから中近東に分布する様々なアヤメ類がかけあはさってできた園芸品種のグループです。大元となった種のひとつがアイリス・ゲルマニカ(別名:ジャーマン・アイリス)であると考えられており、野生のものではありません。そこから日本ではジャーマンアリスやドイツアヤメと呼ばれてゐます。

1800年代の初期にドイツ、フランスで品種改良され、その後の品種改良・育種の中心はアメリカで、膨大と言える品種のジャーマンアイリスが作出されています。主な開花期は4月下旬〜5月、花びらは6枚で内側の3枚(内花被)は花心を包むように立ち上がり、外側3枚(外花被)はだらんと垂れ下がります。

非常に立体的でボリューム感のある花姿です。海外ではビアテット(ひげ)・アイリスと呼ばれますが、これは花びらの一部にヒゲのような突起が付くことに由来します。花色は赤以外の白、黄、ピンク、紫、オレンジ、青、非常に濃い紫(黒く見える)、茶などがあります。近くのお宅の前の歩道脇に植ゑられてゐました。




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