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2020年04月27日06:09

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ハナモモ

緑地帯の竹林の手前に八重の桃色の花が咲いてゐました。竹の緑の囲む中にとても目立ってゐます。どうもハナモモ(花桃)のやうです。中国原産の落葉樹で、日本には古い時代に渡来しました。花の観賞を目的とした園芸品種の総称で、果実を食用とするモモと区別するためにハナモモ(花桃)と区別してゐます。

両者に植物学上の違いはほとんどありません。ハナモモは江戸時代の書物に8品種が紹介されており、この頃に改良がはじまったとされます。現在見られるハナモモの品種や系統も江戸時代からあまり変はってゐないとされます。

花期はサクラ同様の3〜4月。基本種は淡いピンク色の5弁花で、葉より先か葉と同時に咲きます。多数の雄しべを持つのが特徴で、花の色は薄紅、濃紅、白、そして「咲き分け(源平)」と呼ばれる紅白混合があります。園芸品種はほとんどが八重咲きです。


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