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2020年04月15日06:55

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オニタビラコ

昨日、ホトケノザには同名の草があると書きました。こちらのホトケノザはコオニタビラコ(小鬼田平子)と言ひます。コオニタビラコと見た目そっくりの草にオニタビラコとヤブタビラコがあります。もともとタビラコは田に葉を平たく張りつくの意味でついた名です。写真は近所に生えてゐるオニタビラコです。

ただタビラコと言へばコオニタビラコのことを指し、オニタビラコ(鬼田平子)」は、「大柄なタビラコ」と言った意味です。コオニタビラコより茎も葉も大柄ですが、花はむしろ小さめです。コオニタビラコは春の七草の一つですが、間違ってオニタビラコを七草がゆに使っても、食べらることはできるやうです。昨日のシソ科の仏の座は食べられません。

オニタビラコ、コオニタビラコ、ヤブタビラコは似てゐますが、オニタビラコはコオニタビラコより湿潤な地を、ヤブタビラコは山林寄りを選びますが、混成する場合もあります。またオニタビラコは花茎をまっすぐに立て、多数の花をつけますが、他2種は花茎を斜めにあげて花数も少なめです。

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