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2020年04月14日13:34

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蟄居閉門中に見たオウチ映画、その1。

10日、今関あきよし監督が、こういう時期だからと無料配信を始めた新作の短編3本の内、まず、2本を。
「さくら、手のひら」、少女の彷徨と桜の大木との出会いを映像とナレーションで見せる抒情詩。「恋恋豆花」の試写を見た時、同時に拝見した。
移動撮影された桜の枝々が、片目を閉じて見ると3Dに見える。いささか無粋な見方だが、ストーリー性が希薄な分、映像を脳内で自由に楽しむ余裕が生まれた。

「えのしまピエロ」、こちらは、売れない女優が江の島を彷徨う内に…と、叙事詩ですな。
8mmで撮った素材を投影して、それを再撮。手造り感は満載。
三留まゆみが登場し、「アメリカから帰って来たばかりなの」と言った途端、「ORANGING'79」(79)の画面になった処で声を出して吹き出してしまう!! トメさんもお変わりなく何より(笑)。しかし、ここで本作の“青春賛歌”としての意味合いが具現化され、そして、内なる“ピエロ”との出会いが。
ラスト、青春とは、“恥かき、汗かき、ベソかく”三角だと、△マークも出ると、昔、東映にVシネの企画をパクられた際、旧知の東映プロデューサーにそれを訴えると、「ウチは、“義理欠く、恥欠く、人情欠く”三カクマークの東映だ!」と大笑いされたのを思い出してしまった。

見た感想を今関君とメールでやり取りした直後、共通の師匠の訃報が…!
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